カレーを極める旅 第三回

結局また、これももう一週間前の話ですが...
興奮冷めやらぬまま綴りたいんですけどね...
作って、食べて、満足で(笑)
だってだって今回は!
その名もトマトポークカレー!!! ...いや結果的に(笑)
まずは、豚肉を角切りにして、
にんにくとしょうがのすりおろしを加え、バターで炒めて、
そこに、たまねぎの粗微塵(今回は成功!)を入れてさらに炒めて、
しばらくして、人参のすりおろしを加えてしばらく炒めまして...
ここらへんの炒め加減は相変わらず、かなり怪しい勘で決めて(笑)、
そこに、大好きなのでざく切りにしたたまねぎと、じゃがいもと、
今回のキーフード!ホールトマトを入れて煮込みます。
ローリエを買い忘れてしまったのですが、
その代わりになるのかブイヨンのペーストを入れてみました。
それがこれ↓ レディィイイイイイイィィゴ〜!

 
そして、弱火でことこと... とことこ二時間!
みなさんいいですか! 今回はここがポイントですよ!
なぜ、僕が、二時間も煮込んだか!?
知りたいですか? そうですか... それはですね...
肉を柔らかくするためです!
肉がどうにも美味く感じられなかった過去二回の反省を踏まえながら、
どこかのブログで見かけた、"とろとろ豚肉カレー"に惹かれたこともあり、
今回は「肉をいかに美味しくするか?」をテーマに取り組んでみました。
熟考に熟考を重ねた結果、カレーで美味しそうな肉といったら、
角煮みたいなのを食べたいなぁということで、
この日はDirty Threeを聴きながら、灰汁を掬いつつ、
じっくり煮込んでみたのです。

 
で、夜も更け、午後九時前頃、
いいかげん腹も空いてきたし、そろそろ良いかなと、
今回はアドバイス通りにルウはブレンドして入れてみました。
辛めにしたかったので、ジャワカレースパイシーと、
人気がないのでなぜか買ってやりたくなる印度カレー。
そこに、初体験!マンゴーチャツネを隠し味として。
トマトとルウもバランスよく溶け合って...
味見の段階でもかなり美味いんじゃないかと...

 
期待のあまり、よそい過ぎまして(笑)、
端からボタボタこぼれてしまいました...。

いやぁ...三回目にして、
ようやく心から美味い!と想えるカレーライスを作ることができました。
正直、ホールトマト一缶は入れ過ぎだったかな...と不安になったのですが、
ルウとの絡み具合もばっちりで、少し残ったトマトも愛らしく。
そして、豚肉!これがもう最高でした。
あの柔らかさ!そして口に広がる旨味!
美味さと嬉しさとで今までにない感動でしたよ(笑)
たまねぎもしっかり残っていてくれてよかったのだけれど、
難しいのはじゃがいもなんですね〜。
溶けてしまうからと、大きめに切ったものの、
なんとか形は保てただけで、煮込み過ぎたせいで、
あまり歯ごたえがなく熱いだけでカスカスにしてしまいました。
これらの組み合わせの妙はこれから習得していきたいと想います。
しかし、豚肉のあのとろ加減あの旨味は、やめられないなぁ。
さて、次回はどうしようか...