2020 Best Music

 

 

Best Albums

We Hear the Last Decades Dreaming

We Hear the Last Decades Dreaming

Oar

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  • 角銅真実
  • J-Pop
  • ¥2241

formula [zel-022]

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  • アーティスト:石原洋
  • 発売日: 2020/02/12
  • メディア: CD
 

 

Best Songs

memoria

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TONIGHT

TONIGHT

  • Ropes
  • ロック
  • ¥255
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羊文学 "1999" (Official Music Video)

トニック・ラブ

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トニック・ラブ (tofubeats remix)

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フレア

フレア

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Reissue,Compilation

SAMBAIANA[国内プレス盤/OTCD-6814]

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  • アーティスト:CANDEIAS
  • 発売日: 2020/06/24
  • メディア: CD
 
Out [Analog]

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  • アーティスト:White Heaven
  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア: LP Record
 

 

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今年も年間ベストミュージックを綴りに戻ってきました。

皆さんは昨年と同様にお過ごしでしょうか。

昨年の今頃にはまさか現在のような状況になっているとは思っていなかった…

と、同じようなことを書く方も多いのかもしれません。

自分の住まいのある離島では幸いまだ出ておらず、狭い地域なもので、

皆々一番は嫌だと恐れおののいています。

個人的には、8月に父が急逝しその後は慌ただしく過ごしていました。

父の介護(に疲れる母)のためにUターンしてきた自分としては、

妻子も含めて新たな人生の岐路に立っているところでもあります。

そんなこともあり、夏以降はなかなかゆっくり音楽を聴く機会も少なくなった

ような憶えもありますが、11月の出張時の独りの時間にじっくり聴いてみたものや、

夏の前までに聴いてメモしておいたものを中心に選んでみました。

今年は衝撃的な問題作、過去の自分に回帰させられる音、定番に心躍らされる、

ラインナップからはそんな三様に分かれ収まったと感じています。

今年はこれが一番!といった音盤は選べず、どういった綴り方にしようと悩んでいたら、

上記の様なリンクで載せられることがわかり…年に一度しか書かない自分には、

目から鱗状態で、上記はほぼ実際に購入した元のリンクとなっています。

今年は悩んで悩んでそれもまた楽しい時間ではありましたが、共有できる人がおらず、

やっぱり精神衛生上ここに載せることで成仏?昇華?される気がします。

ちなみに、ベスト10から外したのは下記のリストです。

Age Factory - EVERYNIGHT / GOLD

Fleet Foxes - Shore

GOMES THE HITMAN- memori

the innocence mission - See You Tomorrow

Khruangbin - Mordechai 

Okada Takuro - Morning Sun

Shohei Takagi Parallela Botanica - Triptych

Soggy Cheerios - III

・ハンバート ハンバート - 愛のひみつ

・羊文学 - ざわめき 

 石原洋さんの新作が出るという事件が今年前半のハイライトだってように思います。

正直な感想はなんでこんなもの作ったのだろうか?というモヤモヤがありましたが、

各媒体の記事やインタビューを読んだりして、頭では理解したつもりでも、

心の方は物足りなさがあります…でも何度も何度も聴きましたね。

White HeavenのOUTのリイシューにも飛びつきました。

音はだいぶ解像度が上がり迫力を増して今聴いても心震えます。

 昨年はフィジカル全く購入なかったのに、早々にいきなりアナログ2枚も買ってしまい、

妻から年中白い目を向けられるのにも負けない今年の良い思い出となりました。

朝生愛さんも久々の新作、過去作を愛聴していた者からすると、

ややオブラートに包まれたいたものが剥き出しになった印象があり、

ある種工藤礼子さんのような存在感が印象に残りました。

衝撃で言えば、テニスコーツの新作も、自身のHPからFreeDLで聴いたのですが、

自分の知っていた音とは違うスタイルでびっくりしました。

それでもさやさんの特徴的な声と音数の少なさが逆に印象に残り、

中には笑っちゃう曲もあり、遠い目をしながら 聴いていました。

回帰で言えば、ゴメス・ザ・ヒットマンのアルバムをよく聴いたのですが、

あえて選外にしつつも、結局今年一番聴いたのは、彼等のmemoriaかもしれません。

個人的には完璧としか言いようのないギターポップ

いつまでも何度でも聴いていたいマスターピースです。

昔の自分ならずっとずっとのめり込んでいたと思います。

また、昔好きだったChariChariの新作も聴いてみたら、ハマりました。

あの中毒性は、自分が他を知らないからかもしれませんが、唯一無二だと思います。

羊文学の1999もなんだか懐かしくも新しい感じで、年末から年明けに動画を

よく観ていました。あの胸が疼く感じはなんだったんだろう。ざわめきも良かったです。

AgeFactoryも2枚のアルバムどちらもよく、悩んだのですが結局選外に。

中学生の頃の自分にすっ飛ばしてくれました。爽快。

妻にも中学生が聴くようなの聴いてるね〜と言われました。仰る通り。

自分が中学生だったら人生変えられてたかも。

定番で言えば、サニーデイは新たなバンドとして蘇り瑞々しい新作を届けてくれました。

曽我部さんのベストもよく聴いたし、永久ミント機関も良かったです。

そして何よりこの人のライフスタイルというか生き方は本当にすごい…

ずっと追いかけていこうと思っています。

 ロットの新作も今年聴けるとは思わず、長年の相棒が脱退ということもあり、

結局このベストを選ぶまでに聴いた最後の音盤でした。

ATOMの頃からは別のバンドになってしまいましたが、

それでもこの変わり続けていく凄さ、美しさ(ForeverChanges!)が溢れている

今のロットが好きだなぁということで選出。ホーンセクションもいいですよね。 

寺尾紗穂さんの新作も、自分が聴いてきた中では最高傑作かなと。

全曲素晴らしく、これがアルバムの醍醐味ですよね。

ROVOのバンド名を冠した新作もすごかった。前作がイマイチだったのが不思議なくらい

この新作は響きました。

新たな出逢いとして、角銅真実さん!たまたま読んだインタビューから気になって

聴いてみたのですが、ハマりました。うまく書けませんが、とても個性的かつ独創性な

たたずまい、それでもポップなところに惹かれたのかもしれません。

デンジャラスサーカスは、ゑでぃまぁこんと井手健介のユニット。

CDのみでしたが、この二組が一緒になった音がどうしても聴きたく購入。

ある意味イメエジ通りでしたが、素晴らしかったです。

反面、井手健介と母船の新作はついていけませんでした…

ハンバートの愛のひみつも最高でしたが、もう個人的にはど定番ということで選外に。

岡田拓郎さんはその名があれば、必ず耳を傾けたいアーティストの一人ですが、

待望のソロ新作は期待の大きさに対しては、そこまで愛聴しなかった。

これから聴こうとしているものも多々ありますが、年末繁忙に入る前のひと時、

もうここで〆てしまおうと思い、年内最後の有給休暇に書いています。

山本精一さんの新作も現状CDのみで先に出たシングルが素晴らしいのでこれからの楽しみに。

渚にての新作は、先に出た2曲がイマイチしっくり来ずに聴くのを躊躇い、

来年分に繰り越してしまいました。

CDのみの販売で、試聴もできない作品は哀しいかな購入を躊躇うようになってしまい、

友部正人さん、b-flowerの新作はまさにそのため見送りしています。

未だにプレイリスト文化は自分には根付いておりませんが、例えば、

ミツメの何枚か出たシングルをまとめて聴けるようにしたいなぁといったところから、

そういった嗜好(志向?)も始まるのでしょうか…

長くなりましたが、

最後に、自分の最近の音盤人生に強い影響を与えてもらった

TBSラジオのオーディナリーミュージックが終了してしまったのが本当に残念でした。

またあのような素敵な音楽番組に出逢えることがあればと願います。

今までありがとうございました!

オーディナリーミュージック|TBSラジオFM90.5+AM954~何かが始まる音がする~

 

そして、少し早いですが、ここを覗いてくれた皆様にもこんなご時世ですが、

よい音を♪