Lazy Afternoon...

隣駅へ買物に出かけた。
外に出ると、想わぬ風の冷たさにげんなりする。
冬の名残といったところ。
駅と駅の狭間にある街並は、
なんともいえない情緒がある気がする。
寂しげな... 荒廃の兆し...
それでも生活のしるしが所々に灯っている。
無印で、噂の凍頂烏龍や、小菓子など購入して、
チャリンコでぶらぶら徘徊した。
隣駅のヴィレッジヴァンガードは近くて遠い店。
駅の外れにあるから、なかなか足が向かない。
でも入ってしまえば、十分楽しめるのだ。
でっかく本屋の看板を出している割には、
他店舗に比べても、本が少ない印象。
結局ひやかしだけで店を後にし、
帰路に着こうとしたら...
いつの間に出来たのか、
隣に書店がある!!
しかも一見、普通の新刊書店の佇まい。
しかし、出入り口の看板には、
『古本しか扱っていません』
"バックナンバー"という耳慣れない店名だけども、
外から覗いても、その商品数の多さは目に飛び込んでくる。
嬉々として店内に入ってみると、
店名通り、雑誌の量が凄い!
しかも、最新号からプレミアものまで雑然と陳列してある。
よくあるチェーン店の"こだわりのなさ"的な商品の陳列と、
店主の性格が、商品構成に表されている気難しい古書店
両面を備えた不思議な店。
映画、デザイン、文庫の品切、絶版関係が
少ないながらもなかなか好い。
そして、自分が見た限りでは、
雑誌は古いものほど安値が付けられているので、
ありがたくも探していたものや興味のあるものを購入。
クレジットカードは使用できないとの事で、
泣く泣く見過ごすことにした本もあるけれども、
しばしば来たくなる店でした。
 

 
この時期のSwitchは凄い...!
表紙は、バロウズギンズバーグの写真だけ...。
StudioVoiceも昔は凄かったのに...という声が多いようだけど、
確かに、そう想わざるを得ない破天荒さを感じる。