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前にいた店舗が今日でオープンしてから五年目を迎えた。
ということは、自分もバイトから入って五年目を迎えた。
いやぁ...よく続いたもんだ...と褒めてあげたい気にはならないなぁいまさら。
今まではまだしも、この先を考えたら明るい兆しなど無いに等しい。
会社にしても、一社員としても、溜息ばかりだ。
先を考え予測してそのためになにかをするってのが、
実に苦手な自分だけれども、そんなこと言ってられないわ。
　
バイトの同期で(と書くととても違和感があるけれど)、
二十も歳が上の人が話してくれた言葉だけれど、
「どうすれば楽に働けるかを考える」ってのを今でもよく憶い出す。
楽っていうのは、"楽しい"って受けとり方もあるもので、
今の職場でどうしたら楽しく仕事ができるか...
なんだかそんなこと考えるのもバカバカしくなるぐらい、
仕事は仕事だし...って感じになってしまった。
チームみたいに感じられる会社っていいよなぁ。
ウチは組織の嫌な面しか感じることしかできない。
まぁ、自分だけかもしれないけれど。
いろんなジレンマや、ふがいなさばかり溜まっていくけれど、
ユックリとでもジョジョにでも変えていけたらいいなぁ。
　
オープニングから一緒に入って、
残っている同期は、もう片手で数えるくらいかなぁ？
戻ってきてくれた人もいれば、変わらず黙々と仕事をこなす人もいて、
あの頃笑いあったあの人たちは今どうしてるんだろうなんて、
せっかくだから憶ってみてみたけれど、
その気になって連絡を取れる人なんていないのだから、話にならない。
仕事、仕事。
　
それでも、
いくつかのかけがえのない素敵な出逢いがあったことに感謝します。
それとやっぱりこれだけ続けてきたんだから(笑)、
本屋をもっと全うしたいなぁ。
あぁ... 救いようもなく夢みがちだよ...。