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暗やみの色

暗やみの色

世界最多!500万個の恒星数を投影するという、
プラネタリウムMEGASTAR-II cosmos(メガスターII コスモス)のために、
レイ・ハラカミが書き下ろした珠玉の電子音楽...も、
もちろん素晴らしいのだけれど、
そこに乗る郁子さんの朗読に期待して聴いてみたら、
朗読だけだった... でも、素ん晴らしかった!
聴いてみて、朗読の素晴らしさを教えられたし、ちょっと目が潤んでしまった。
 

「闇は光の母」(詩:谷川俊太郎 朗読:原田郁子)

闇は光の母
闇がなければ光はなかった
闇は光の母
光がなければ眼はなかった
眼は光の子ども
眼に見えるものが隠している 眼に見えぬもの
人間は母の胎内の闇から生まれ ふるさとの闇へと帰ってゆく
つかの間の光によって 世界の限りない美しさを知り
こころとからだにひそむ宇宙を 眼が休む夜に夢見る
いつ始まったのか私たちは
誰が始めたのかすべてを
その謎に迫ろうとして眼は 見えぬものを見るすべてを探る
ダークマター
眼に見えず耳に聞こえず しかもずっしりと伝わってくる 重々しい気配のようなもの
そこから今もなお 生まれ続けているものがある
闇は無ではない
闇は私たちを愛している
光を孕み光を育む闇の
その愛を恐れてはならない
 
日本科学未来館 : http://www.miraikan.jst.go.jp/megastar2cosmos/
 

Dreams

Dreams

The Whitest Boy Aliveは、愛しきKings of Convenience
アッパー担当かつ踊るメガネ君(笑)Erlend Oyeのサブ・プロジェクト。
サブって書くのは失礼かもしれないな(笑)
とにかくエフェクトは御法度のバンドサウンドが基本のようで、
踊れる曲から、沁みてくるスロウなものまで、あっという間。
今の気分にはばっちりだし、アイデアも面白いんだけど、
もうひとつ物足りない気がするのは...なんだろう?
だからこそ、とても次が楽しみでもあります。
 
http://www.myspace.com/thewhitestboyalive