げんなりした気持で仕事へ向かう。
一人、事務所で支度をしていると、
見憶えのある包装紙、そして近くには空き箱...、
そこには「うさぎや*1って書いてあるじゃない...!
おいおい!? どういうこったい?
たしか昨日はなかったはず?
しかも、きっとこれ、研修生の三人が持ってきたんだよな?
しかも、しっかりリクエストしたんだもんな...「うさぎや」のどら焼きって...。
しかし、もう、ないものは、ない。
手元に残されたのは、

味わい深い短冊だけ...。
 
後々、話を聞いてみれば、昨日の昼には開けて広げてあったらしい...(涙)
鼻炎でイライラしていて、スイーツの神様をも遠ざけてしまったらしい...。
それにしても、誰か気を利かせて一声かけてくれても...というのは、
たかだかどら焼きに、贅沢な注文かしら...。
たかだか?
なにを血迷ったか...ささやかな楽しみだったじゃないか...
しかも「うさぎや」!
この日、事あるごとにやりきれない愚痴を浴びせてしまった
他の店員さんには、まったくご迷惑をおかけしました...。
それでも、ずいぶんたくさんあったそうじゃないか...。
どうして、そんなに、すぐなくなるんだ?
そう、それが「うさぎや」たる故の痛いところで、
皆、嬉々として持って帰ったんだろうなぁ。
 
ろくでもない日曜日でしたよ。