たしか

前日から一変して肌寒かった一日。
他に憶えていることは、
遅い晩飯をつまみながら観たテレビ番組のことくらいで、
そんな日もあるだろうけれど、
ささやかな変化にも顔を出してくる不安。
実のところ、
その不安をしょうがなく遊ばせてやっているつもりの
自分が、
遊ばれているような気にもなり、
ちいさな不安と不安が重なっては、
どこまでも続いてゆく。