CDを返却しに神保町へ。
明日で閉店の東京ランダムウォーク神田店...。

貼紙に変化ぐわッ!
閉店→営業停止に書き直されていたところに密かな希望を持って。
でもこれを書いている今はもう閉まっているんだなぁ。
当たり前だったことがまたひとつ失われてゆく寂しさ。
 
最後に?この店で見つけた嬉しい本。

散歩もの

オンライン書店ビーケーワン:散歩もの*1
孤独のグルメ (扶桑社文庫)』の黄金コンビ復活!
しかも今回は『散歩』ときましたか...最高。
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久住昌之 - Qusumi's Homepage
 
その後、御茶ノ水に向かう途中で、虔十書林に寄る。

店頭に平積みされていた芸術新潮のバックナンバーから、
1986年3月号『素朴派バンザイ』と1988年8月号『とっておきの"水彩画"』を購入。
前者の特集はとくに最近興味を持ち探していたのでありがたい。
過去には『素朴な画家たち』展や『芸術と素朴』展なども催されており、
それなりに認知されているのだろうけれど、あまり情報は多くない。
最近では、Art Brut、Outsider Art、ナイーヴ・アートなどとも
一緒くたにされたりするので、自分のなかでその分別や位置づけもしたくて。
とにかく、僕はここに括られている作家たちにとても惹かれる。
その中から一人を紹介。
レイモン・イシドール(Raymond Isidore)。
*2
街で拾った陶器を埋め尽くして、たった独りで造り上げたという家
『ピカシェット』(La Maison Picassiette)は
もう童話やお伽話そのままの世界が現実となって在り、胸がふるえます。
こういう人が『郵便配達夫シュヴァルの理想宮 (河出文庫)』の他にもいるんですね...素晴らしい。
Raw Vision
 
さらには"素朴な画家"のイメエジでまっさきに挙げられそうなルソーだけれど、
「しかし...、ルソーは素朴派ではない!!」なんて特集もあり興味深い。
BOOK TOWN じんぼう : 虔十書林