■
- アーティスト: 曽我部恵一
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2005/12/14
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
ジャケットは全曲リマスタリングされた全国流通盤。
噂だけは知っていた、"下北沢のショップとオンラインのみのリリース"の、
曽我部の描いた下北沢の音景。
この問題に関しては、下記のSTSKの活動に比べて、
他の商店街の店や住人とは温度差がある...なんて雑誌の記事で目にしたけれど、
当事者ではない自分はただ音楽に浸るばかり...。
でも、付属していた地図にある横切る予定の道路はあまりにも痛々しい。
本当に必要なのだろうか?
当事者でなくともこれくらいは考えるほどの分断ぶりである。
僕の聴きたかった曽我部恵一がこのアルバムにはいる。
まるでジョン・レノンやエンケンのような雰囲気を漂わせるほどに、
曽我部恵一という存在感が色濃く残る。
この様はもしかしたら、聴き手を遠ざけるのかもしれないし、
聴きやすいものを求める人たちには歓迎されないかもしれない。
でも、1,7,9曲目なんて素晴らしい名曲です。
こういう形で生まれる音楽と感動もあり、
以前に曽我部が語っていた「インディーズ」の強さというものを、
改めて考えさせられる。