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東京人*11月号は、創刊20周年記念号保存版。
特集 1986-2005「東京人」がみてきたもの。
"特集で取り上げて来た人気テーマを中心に、
強力執筆陣がこの都市の変化を追う。"とあって、
気になるところでは、「古書店」の坪内祐三。
これはとても面白くてバックナンバーも欲しくなってしまったけど、
文末では、神保町のこれからを危ぶみ嘆き共感同感の溜息。
なんだかしんみりしてしまった。
「喫茶店」はもちろん、ヌマゲン先生こと沼田元氣。
愛するがゆえの苦言。重いです。
それでも、
「これは独断ではあるが喫茶店が多い街は犯罪が少ない。」とは、
名言だと想います。
「おたく、サブカルチャー」の項で、こんな映画が紹介されていた。
とても気になる。
映画『ゲルマニウムの夜』 公式ホームページ 荒戸映画事務所
そして、久々に川上弘美「東京日記」を読む。
流石に今回は読み応えがある...と言ったら失礼かな(笑)
読了。
- 作者: 平安寿子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/01/12
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どうしようもないのに、めちゃくちゃ感情移入してしまった。
素敵な台詞もたくさん...。読み終えるのがもったいなかった。
「人間は思い出すために生きてる。」という印象的な台詞は、
やはりその後の話でもキーワードのように繰返し使われていた。
なんだか作者と意識が近づいたようで嬉しくもあった。
"アン・タイラーに触発されて小説を書き始めた"ということで、
俄然、文春文庫のなにかしらを読みたくなってしまった。
松浦弥太郎さんが、以前読んで素晴らしいと書いていたので、
お決まりのBO100円買いで(→積ん読→引越のためダンボールへ→そのまま...)
一冊くらい持っていたはず...(汗)