しがない書店員が手に取った気になる本たち。



文房具を楽しく使う (筆記具篇)

文房具を楽しく使う (筆記具篇)

ボールペンを購入するにあたって、
せっかくだからずっと使えるものが欲しいと想い、
このような本を参考に検討してみることにした。
入門編でもあり、応用編でもある親切な本。
なにより、著者の愛とこだわりにあふれていながら、
読み手への思い遣りがところどころに見受けられて、
実用書はやはりこうでなければなどと感銘しました。

ステーショナリープログラム

さてさて、肝心のボールペンですが、
LAMYという、いつだかどこかの書店で好さそうじゃん?と手にしたら、
価格を目にして想わず声を上げてしまった有名筆記具ブランドがありまして、
そのラインのサファリ/アルスターというボールペンが掲載されていて、
これがやはりけっこう好いのですよねぇ。
実際握って書いてみないとわかりませんので、
伊東屋にでも行こうかなぁ。カレンダーも欲しいし。
 
ちなみに、Beginという雑誌で出逢い一目惚れして以来、
RHODIA*1というメモ帳を愛用しているのだけれど、
これはいつの間にかもう大定番のようで、
先の本でも大々的に取り上げられていた。

My RHODIA


もうそろそろ無くなる。
裏面までびっしり書けるので、長く使える。
これは約半年選手かな。
エプロンのポケットに入れてるので、こんな風に草臥れてしまう。

「ロディア(RHODIA)専門店」手紙堂.com

 

ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を (新風舎文庫)

ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を (新風舎文庫)

そういえばこんな本があったんだよな!
すっかり忘れていた... 祝!文庫化。
初めて入った時の衝撃と感動は凄まじかったなぁ。
読まなければいけないな。
 「一家に一冊珠玉の水木語録決定版」
「思わず心がゆるむ366日」
たとえば、今日は12月4日ですが、
しっかり日付指定で記載されております(笑)
自分の誕生日になにが書かれているか...読みたくなるでしょう?
不思議過ぎますね... 水木先生。
 
雲雀の巣を捜した日

雲雀の巣を捜した日

いつも切羽詰まっている感じがたまりません。
このようなテンションを常に漂わせている作家が、
他にいるのでしょうか?
私小説という言葉が、この作家の何らかを語るものでないことは、
作品を読まれた方ならきっとわかると想います...とは、
一愛読者のうわ言に過ぎません。
 
The MANZAI 1 (ピュアフル文庫)

The MANZAI 1 (ピュアフル文庫)

つきのふね (角川文庫)

つきのふね (角川文庫)

バッテリー4巻の前に、これが来たかぁ。
笑えるかな。泣けるかな。楽しみ。
森絵都さん、ようやく文庫化に拍車が掛かってきた。
まだまだありますもんね。楽しみ。
 
本と女の子 おもいでの1960-70年代 (らんぷの本)

本と女の子 おもいでの1960-70年代 (らんぷの本)

憧れのおねえさん的存在の近代ナリコ
宇野亜喜良の絵世界から出て来た少女が、
大人になったかのような怪美的存在。
それでこの趣味様といったら。

河出書房新社

 

78(ナナハチ)

78(ナナハチ)

クラフト・エヴィング商會関連の本は、
やはり単行本が好いですよね。
つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)』も文庫化されましたが、
贅沢を言えば、読むための本と、観るための本と。
両方あれば素晴らしい(笑)

小学館

 

はらぺこライオン (アジア・アフリカ絵本シリーズ―インド)

はらぺこライオン (アジア・アフリカ絵本シリーズ―インド)

これは...?ギタ・ウルフ?
もしや!?と想ったが、違ってすこしホッとした(笑)

アートン

 
 

*1:今ではロディアと読むらしい。僕が購入し始めた5〜6年前にはロージャと呼ばれていたのだけれど。