「ー 冬の夜が似合うアルバム。」小西康陽

 
僕もそう想うけれど、聴きたくなってしまった。
三十数分の『一年間
印象的なジャケット...
見つめるその先には、なにがあったのだろう。
そして、なにを想っていたのだろう。
静かな曲が多いアルバム。
ゾンビースでも、ソロでも、
この歌声がとても魅力的なことに変わりはない。
ココアを飲みたくなるには...
まだすこし早いかなぁ。
でも、聴きたくなってしまった。
もちろん、独りで、耳と心を澄まして。
あとは眠るだけ...。
 

「このアルバムは、ロードに戻るための、

引いては人々のもとに戻るための、鍵だ。

音楽は人々の心にこそ宿るのだ。」

                    (訳:内田久美子)