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60's US Garage Punk

　
Doll3月号は、60's US Garage Punk特集と銘打って、
オススメコンピや、オススメバンドをオールカラーで掲載!!
さらには、60年代USガレージパンクに影響を受けたであろう
アーティストの方々が選んだBest10Song等々...。
イィイヤッホ〜イイィ!!!( ｀Ω´)
その筋では高名な関口弘氏のガレージ・パンク (ディスク・ガイド・シリーズ)なども出ていて、
詳細さ、マニアックさからしたら大した事はないかもしれないけど、
入門編としたら、この数ページでちょっと人生変えられる人間が
かなりいるんでないか？ってくらい熱くて愛のある特集だと想います。
これが雑誌の素晴らしいところなのだ!
滅多に購入しないDollですが、今回は即買い...。
店に入荷した2冊を、毎月購入しているHardcore/Punkに親しい
職場の先輩と自分とで分け合ったのでした(エヘへ)。

そんな訳で...？

久々に熱くさせられ色々聴いた勢いのままの気分で選んだ、
"60's US Garage Punk"My Best 10Songs!!!!!!!!!!
(順不同)
The 13th Floor Elevators / You're Gonna Miss Me
The Sonics / Witch (Psychoもサイコー!!)
Love / 7 And 7 Is
Davie Allan & The Arrows / Blues Theme
The Grass Roots / Let's Live For Today
The Rising Storm / Bright Lit Blue Skies
The Enfields / I'm For Things You Do
The Fantastic Dee-Jays / Flight Fire
Summer Sounds / You Told Me
The Index / Fire Eyes
　
Elevatorsはジャケットだけなら見た事ある人も多いと想います。
一時期かなり聴いてました...。1stはまさにガレーヂパンク!!
2ndは音楽性が広がって、個人的にも一番好きです。
3rdは、曲によって好き嫌いが別れるんで印象は好くないのですが、
強烈な曲が数曲あります。結局どれもオススメな訳ですよ...。
Sonicsはガレーヂパンクと言えば!ってところの大定番でしょうね。
Vo.のシャウトが好きです。野太い雄叫びなのに、マッチョな感じがしない。
Love...このバンドに関してはいつかまた詳しく書きたいと想いますが、
アルバム毎に違う魅力があるようで、変わらぬ太い芯に貫かれている。
日本での知名度は低いのですが、海外での評価はとても高いようです。
この曲は、Loveのなかでも一番ワイルドで疾走感のある曲。
"Blues Theme"は、劇中の台詞がPrimal Scream"Loaded"にもサンプリングされている
ピーター・フォンダの出世作『Wild Angels』のオープニングテーマ。
"Let's Live For Today"邦題"今日を生きよう"。
僕の記憶が確かならば...その昔、カップラーメンのCMで使われていました。
いつだったかそれをふと想い出して無性に聴きたくなり、
探し当てたのは、日本が誇るGS(Garage Sounds!!)を代表する
ショーケン在籍テンプターズのカヴァー...。
これも負けないくらいカッコイイです。ギターはこっちの方が好きです。
あとの5曲は、Twilight Garage,Minor Key Garage,たそガレージ...などと
呼称されるタイプを代表するバンドで自分が好きなものです。
言ってしまえば、マイナー調のメロディにナイーヴなVo.でスカスカな演奏...。
しかしここにはテクよりハート!!!その時代のTeenEnergyが焼きつけられているのです。
新宿の某S店長が言うには、日本人からの人気がとても高いのだそうです。
ご多分にもれず、自分もとても好きなのですが(苦笑)
この青い響き碧い煌めき蒼い衝動とでも呼ぼうか...
なんともいえない刹那の瞬きが滲んでいるように聴こえるんです...。
　
個人的にオススメするのならば...
『Nuggets: Original Artyfacts From The First Psychedelic Era 1965-1968』
ここより始まり、ここに終わる。くらいでもいいんじゃないか？くらいに、
入門編であり決定版でもあると想います。
ここで瞳孔開きっ放しになった方はさらにDeepな音探しへ旅立てばよろしいかと。
　

Linkあるだけ紹介します。