東野翠れん


いやぁほんとうに翠れんって可愛いですよね!!
そんな東野翠れんが撮られる側と撮る側となり
その個性的な魅力が存分に詰め込まれた(笑)
初の作品集が発売されました。
ホンマタカシ写真集「アムール 翠れん」
Lumiere ルミエール
 
きちんと読んでからモノ書けよ...って気もしますが、
写真集は、モデル翠れん目当ての方はちょっと肩透かしを喰らう序盤ですが、
アーティスト翠れんが好きな方には、楽しめるのではないかと想います。
旅=Tripを感じさせる写真は手放しに気に入ってしまいます...。
それが郷愁、漂泊、放浪、孤独、静寂、彷徨、感傷などを想起させ、
強くシンパシーを抱けるようなものだと、手元に置いておきたくなります。
フォトエッセイは、帯の原田郁子市川実日子の両名だけで、
買っちまおうかなぁと傾いてしまい、さらにはまえがきで
けっこうじ〜んときてしまい、ゆっくり大切に読みたいなぁと想ったので、
写真だけ捲り読みしたくせに、勢いであとがきを読んでしまいました。
彼女が幸せの中に感じる切なさというのは、はたして、
女子特有のものと同質なのかどうか...。(でも女子特有ってなんだろう?)
ここらへんちょっと深いんじゃないかなとせつなくなりましたが、
祈りに似た響きを持つ言葉たちが素直な表現で綴られていました。
勤務先では、誰ひとりとして東野翠れんを知らず、
アイドルのエッセイでも読んでるんじゃないの?的な目を感じつつも、
すこし読んだだけですが、それらを否定しようとする意志さえ
溶かすようなあたたかい心地にいるのでした。
 
湯川潮音を聴きながら...。
東野翠れんってなんであんなに素敵なんでしょうね。