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今年の最後くらい更新しないと。
今月は、公私共にばたついていたような気がします。
携帯なくした不便さにいらついていたり、体調の不安にびくつきながら過ごしたり...
父の入院先へ通うことは読書の良いタイミングとなってけっこう読んだなぁ。
せまいアパートでの母との同居は善し悪しがあるけれど、
帰宅して飯があるのはやっぱり幸せだなぁと。
そしてこの大晦日、
なぜか気がつかない間に捻挫をしている自分。
土曜に違和感、日曜から歩くと痛い右足...情けない。気づかないなんて、歳かなぁ。
仕事では今月トラブルが多くて、げんなり。
それでもまぁ零細なりになんとかやっていけそうだし、好転してることもあるしで、
来年はもっと言い難いこと変え難いことをばんばんやってかないと、
よくならないのはうんざりするくらいわかっているので、がんばりたい。
自分も細かいこと面倒くさがらずフットワークを軽くしたい。
良くも悪くもまだまだなのはずっと変わらないのかもしれないけれど、
積み重ねを辛抱強くやっていけば、きっとよくなるんでしょう。そんな気がした。
しかし、この一年、あっという間だったなぁ。
仕事は店を異動してから充実していたから、よかった。
でももうちょっと先々のこと考えて過ごしていかないと!
体調が相変わらず不安定で嫌になる。それでも改善されてきているのは確か。
来年は、どうなることやら... 暦には悪いことしか書いてなかったから...(苦笑)
とにかくまずは健康第一。なにがあるかわからないから気をつけないと。
気にかけて言葉をかけていただいた方々、ありがとうございました。
こんなブログに気長につきあっていただいた方々にも、ありがとうございました。
やめる理由も浮かばないので、だらだら続けていきたいと想います。
今年は、家族四人、東京で年越し。こんなこと初めてだろう。
とりあえず、四連休でリフレッシュして計画性もって来年仕事始めに臨みたい...
なんだか久しぶりにたくさん書いたんで空回りしてるなぁ(笑)
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My Best Books 2008
今年はけっこう読んだなぁ。それでも書店員としてはまだまだ。
まぁ読書が生き甲斐!なんてのはもう無理だろうけれど、
それでも仕事にしてるわけだから、ペースよく読めるようにしたい。
ビジネス的な読書も身につけたいもんだ...。
恒川光太郎
あっという間に著作を読み切ってしまった。
書店員として売るには読者を選ぶ作家(というよりホント単行本小説売れない...)だけれど、
ひそかなおすすめとしてプッシュしています。
その世界観はどんどん進化していって、最新作『草祭』は、文学性が高くなっていた。
できれば、シリーズ化するような読みやすさを持つ作品を書いてもらたいたい気もするけれど、
一ファンとしては、どんどん進化してほしい気もあって複雑...。
松浦弥太郎
正直、久しぶりに意識して、半分疑りながら読んだ前者だったけれど、
すっかり目から鱗で、自己啓発されてしまった(笑)
後者は"心の実用書"的な印象だけれど、どちらもかなり踏み込んだことを書いてあった。
実直さ不器用さが息苦しく疎ましく感じる人が多いかもしれないけれど、
自分はばっちり癒されて励まされて、知らないうちに強く影響されていたんだなぁと、
いろいろ顧みることもでき読んでよかったと心から想った。
茂田井武
絵っていいよな。それだけ。
松浦さんの本にも書いてあったけど、実物をもっと観るようにしないと。
"儚いサムネイル"で観た気になってる自分が恥ずかしくなった。
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My Best Albums 2008
今年は家庭の事情もあり、後半あまり聴けなくなったけれど、それはそれ。
側にはいつも音楽がある生活は変えたくない。
しかし、2008って書いてるけど、毎年今年出た作品じゃないのばっか...。
聴きたい新譜もかなり置き去りにしてきた...それはまぁ来年の楽しみに。
以下、聴いた順で。
innocence mission / ウィ・ウォークト・イン・ソング
http://www.theinnocencemission.com/
携帯のCMで流れたのにはびっくりしたけど、
どれだけ知名度が上がったのかなぁ。
多くの心ある音楽好きに知ってもらいたいのは確かですが、
またマイペースに好い音楽を作ってほしい。
Colleen
http://www.colleenplays.org/
http://www.myspace.com/colleenmusique
今年インスト多かったなぁ。Colleenも静かな衝撃でした。
どっちも甲乙つけがたく愛聴。
SAKEROCK
http://sakerock.com/
人懐っこさの奥にある実験精神のような。
しかしそのどれもまた息苦しくない心くすぐるような印象に、
聴き浸ってしまいました。
「天然コケッコー」オリジナル・サウンドトラック BY REI HARAKAMI
http://www.sublimerecords.net/html/artist/rei.html
http://tenkoke.com/
映画も含めて。儚い感じがするのはやっぱり映画のせいかな。
いつも音は一緒なのに、なぜこんなにも物語があるんだろう。
Mono Fontana / Cribas
http://www.monofontana.com.ar/
http://www.myspace.com/monofontana
ピアノに耳を傾けていると街の騒音や奇妙な歌が混じってきて、
妙な恍惚感に包まれます。dirty threeやCalexicoとは音が違うんだけど、
これもまたロードムーヴィー的な音楽かなぁと。
Boris / Smile
http://www.inoxia-rec.com/boris/
http://jp.myspace.com/borisdronevil
なんだか賛否別れるみたいだけれど、凄いことになっててびっくり。
これから入った自分は、圧倒されてしまいました。
クレジットは見てないけれど、栗原さんも参加してるようですね。
混沌と叙情が心地よい。
Club8 / THE BOY WHO COULDN'T STOP DREAMING
http://www.club-8.org/
http://www.myspace.com/club8
たまたま聴いたら凄くよかったスウェーデンのポップ名盤。
ヴィンテージ感のあるアコースティックな曲とエレクトロニカベースのダンスナンバーが、
違和感なく並んでてあっという間に聴き終わってしまう。
オープニングとラストの曲の終わり方がツボでたまらない。
朝生愛 / カモミールのプール
http://www1.odn.ne.jp/pedalrecords/
前作よりも遥かに好いです。
前作は素材として音ばかり聴いていたような気がしたけれど、
今作は彼女の歌に引き込まれていました。
Sigur Ros / Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust
http://www.sigur-ros.com/
http://www.sigurros.com/main/home/
相変わらず壮大なところは苦手な気もするけれど、
同じ壮大さでも風通しがよくなった気がする。
アルバムとしては聴きやすくて一番好きかもしれない。
曽我部恵一 / 「Sunny Day Serviceコンサート」
http://www.sokabekeiichi.com/
サニーデイのアルバムではこれが一番好きだったので、たまりません。
たしかに一枚ものとして出すにはクオリティが...と想いますけど、
それでも充分沁みる。なんだかなにやらしても今は好いんじゃないかと。
都市レコード / 誉れ
http://www.toshi-record.com/
今年の締めは焦ってようやく聴いた都市レコ。もう前作になってしまった(汗)
安心して聴けるってのが良いのか悪いのかはともかく、
初期とは違うバンドになってきてるんだなぁとしみじみ。
「宇宙生活」なんて聴くと、好いんだけどこの先どうなるのか不安(笑)
次点、渚にて、tenniscoats、Feist、スピッツ、
Mercury Revのベスト2枚目、ゆらゆら帝国リミックス盤。
なんか大事なの抜けてそうだけど... まぁいいわ。
My Best Songs 2008
Those Dancing Days / Hitten
http://www.myspace.com/thosedancingdays
とにかくこの曲がPV含めて好きでたまらない。*1
何度聴いても胸がキュ〜ンとなってしまう(笑)
アルバムはまだ聴いてないけれど、タナソウ編集長も支持してたんでうれしい。
innocence mission / today
隠れた大名曲。もうこういう曲は作らないだろうなぁ。
スピッツ / 僕のギター
涙ちょちょぎれる名曲。新たな代表曲な気がするのは自分だけかもなぁ。
東京スカパラダイスオーケストラ / Pride of Lions
ばっちりのコラボ!テンション上がる。
Johnny Thuders / Sad Vacation (http://www.sadvacation.jp/)
同名映画で聴いてショック受けた。なんともいえないせつなさが沁みる。
ゆらゆら帝国 / フランキー ティアドロップ
びっくり日本語カヴァー!ルーツで血肉化な曲とはいえ、オリジナルみたいになっててかっこいい。
アルバムで選んだのは外して、特によかったのを選びました。
ではこんなところで...お開きに。来年も好い音楽に出逢えますように。
http://www.last.fm/user/RONSAm