上半期愛聴盤。

気がつけば、今年も半分終わりました。
春頃は、久々の不調で日々の暮しもしんどいものでしたが、
音楽はいつも側にありしっかりと響いてくれていました。
そういう意味では、よく聴いてたし数も多く聴いたし、
充実していた半年ではありました。
なんといっても、Last.fmは大きかったですね。
当初は、変に意識して聴いてたりしたけど、
だんだん耳日記みたいなことにまとまって、
あぁ先週これこんなに聴いたんだなぁって面白がれるようにもなりましたし。
それに、mixi以上にやりとりがあって(笑)
不具合も殆どなくなったし、もっと充実するのを期待しつつ、
これからもお世話になります。
最近、新譜まとめて買ったんで、じっくり聴こうと想ってはいるのですが、
借りたものばかり耳にしては、気に入ってしまうこともしばしば。
それはそれで、しあわせだから。
 
Birds of My Neighborhood (Reis) ビフレンディッド
http://www.theinnocencemission.com/
blues interactions
 
言うことなし。今、一番好きなアーティスト。
多くの人に聴いてもらいたいです。
 

http://fleetingjoys.com/
http://www.myspace.com/fleetingjoys
 
熱しやすく冷めやすい自分が露骨に現れた一枚... (笑)
やっぱり本家を聴きたくなっちゃうし、そこで満足。
次作には、ライブ動画で観れたような、
バンドっぽさ、荒っぽさを出してくれるよう期待。
 
ザ・グレイト・デストロイヤー
http://www.chairkickers.com/
blues interactions
 
湯浅学がDIGの年間ベスト(しかもサイケ編で...)に挙げていたのを知り、
すっかりやり過ごしていたのを慌てて聴いたけど、驚いたなぁ。
でも、『California』なんて屈指の名曲だし、他の曲も凄く好い。
静謐でどこか息苦しいくらいの厳かな雰囲気が、
彼等のイメエジとして強かったのだけれど、
ラウドな音像に揉まれてもLOWらしさを失わなかったのは、
AlanとMimiが二人で歌ってしまえば、それで成り立つから...って、
書いちゃあ元も子もないかなぁ。でも、それくらい強い歌でした。
ドラムス・アンド・ガンズ』も楽しみ。
 
To Find Me Gone
http://www.vetiverse.com/
blues interactions
 
前作の靄がかった音像も好かったのだけれど、
今作は、一気にメジャー感を高めながらも、
彼等のどこか儚世感漂う印象や、acid folkieさも損なわなかった、
録音が素晴らしいと想った。
トム・モナハン(パーニス・ブラザース)って人は天才ですな。
"I Know No Pardon"なんて、こんな哀愁あふれる曲もできるのかぁとウルッときました。
でも、やっぱりラストでしょうか。
ゆるゆるとどっか飛ばされちゃいそうな独特なトリップ感がたまりません。
 
他の岬
http://www.7ep.net/onlinestore/034_5/034_5.html
 
マヘルは『Faux Depart』*1以来、二年ぶりに聴いた。
久しぶりに聴いたこともあって、凄く好かったなぁ。
いろいろ語ることが難しいというか、それを拒んでいるような気もするけど(笑)、
今作は、『Return Visit to Rock Mass』*2を想わせるような悲壮感さえ漂う曲から、
後半ホーンで盛上げてグッとくる意外な曲調まで(笑)、
あと、マヘル版"Sister Ray"というか、聴いてて憶い出す曲もあったなぁ。
あくまで雰囲気ですので、鵜呑みにしないでくださいね(笑)
曲目眺めると、こんな曲数あったっけ?と意外に想うくらい、
曲の流れはスムーズだった。
 
Gandalf II
http://www.petersando.com/gand2.html
http://www.sundazed.com/shop/product_info.php?products_id=836
 
Gandalfの発掘盤!と聞いて、驚喜に狂喜した人も多いでしょう。
しかし、一曲目からずっこけそうになりましたよ(笑)
でも、それは一曲目だけでしたので、安心しました。
オリジナルでもこんなに素晴らしいのか!と感動しましたね。
深いリヴァーブかけなくても、素敵な歌声だし。
3,5,10あたりが聴きどころでしょう!たまりませんね。
微妙な曲調ながら、それなりの独特の雰囲気に持っていくのは、
Peter Sandoという素晴らしいヴォーカルあってのGandalfだと憶い直しました。
 
http://www.petersando.com/
現役活動中のようです↑
 
Shadrack Chameleon
まだまだ埋もれた人知れぬ名盤が自分を待っている...。