24日土曜日の夜、勤務を終えたそのままの格好で、
いつものバッグの中身を詰め替え、さらに紙袋二つを抱えて、
無事着けるのか怪しい強風のなか東海汽船に乗り、
故郷は伊豆七島の新島まで。
かなり揺れて、他の島は欠航になったのだけれど、
なんとか着いてくれました。
一泊三日の小旅行、祖母の七回忌で帰省してきました。
もう7年かぁ...と憶えば、せつなくなり後悔ばかり過るので、
デジカメ持って、せめて新しいことを...と、
わけわからぬ妙な焦燥感に駆られて素人写真を撮ってきました。
っていちいち断るほど、撮れなかったのが正直なところ...(愚)
なにせ、竹芝の夜景を撮ろうとはりきっていたら、
バッテリーが切れてしまって初っぱなから気分を削がれてしまった。
帰ってからも、意外に寒くて*1外出する気にならず...
いまさらながらもっと外出して撮ってくるんだった。
 
この日の流れとしては、
我家に到着、
一風呂浴びて、母の朝飯。これがたまらない。生気を与えられた気がする。
母が畑から採ってきたキャベツをゆでたものがどっさり皿に盛られて、
こんなに食べられないぞ...と想いきや、胡麻ドレで頂いたら美味いのなんので、
あっという間に平らげてしまった。
ホントに自分でもゆでて食べたい。送ってくださいな。
その後、しばらくゆっくりしてから、法事へ出かけた。
見慣れない住職さんは、48年ぶりに(!)変わるという、
茨城出身の新しい住職さんだった。
なにやらいろいろと面倒もあるようで大変だろうことが、
言葉の隅々に滲んでおられました...。
島のいろんなところで大きくも小さくも変化が起こっているわけです。
強風の中、墓参りをして帰宅。
近所のばあちゃんたちもみんなお墓になってしまったんだな...。
昼飯食べた後だったか、法事の前だったか忘れたけれど、
家の畑へ母に連れていってもらいました。




充電し直してから、ほとんど試し撮りだったもので...
でも撮れてる撮れてる!くらいに、アップしてみると面白いもんですね。
午後には帰る妹が大根を欲しいと言ったので、掘っていました。
人参は不作だったようです。人参作るには土が悪いんだってさ。
 
その後、幼なじみで保育士をしている友人宅へおみやげ持って訪問。
日曜なのに家で仕事してました。大変なんだなぁ。
いろいろ話してきましたが、疲れてるなぁというのが総じての印象で、
新婚だからハッピーオーラが溢れてるのかなぁという予想とは真逆でした。
知人からもらったというFishmansのCDとDVDのサンプルを持ってっていいよ〜と言うので、
ありがたく頂戴してきました。
そのお礼にネットのオークションで探しているほど欲しいという、
鬼太郎とツルモクを古本で見つけて送る約束をして、お別れ。
奥さんが元気で感じも好いから、少々大変でも大丈夫かな。
僕もはやく良い報告できたらいいなぁ。
 
寿司を取って、お惣菜をつつきながらの晩飯の後、
お茶を習っている母がお抹茶を点ててくれました。

なんでも、まず初めに甘味を食してから抹茶をいただくのだそうで、
一緒に食べたい自分としては歯痒い習わしに感じられました。
たしかに抹茶は風味が良いのだけれど、菓子などで感じられる甘みはないので、
菓子の甘みの余韻を楽しみながら飲むという解釈なんでしょうね。
茶碗の持ち方も飲み方の順序もちゃんとあって、勉強になりました。
 
激動の一日...。
腹も膨れたおかげで、NHKアーカイブス水木しげるのねぼけ人生*2を観ようと
頑張って起きてましたが、結局眠りこけてこの日は終了。
こたつで眠っていたのを母に促され布団へ。
田舎の布団はあったかかった。心地好く眠れました...とさ。
 
なんかもうちっとしっかりマシに書きたかったけれど、
ぐだぐだ...いかんせん調子悪くて...なんだこの言い訳...。
せめて故郷を汚さぬようにしなければ... (苦笑)
 
 

*1:東京もこの冬一番寒かったらしいですし...。

*2:http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2006/h070225.html