最近観たDVDから。

まいど。内容は書かないよう。
あっさり駆け足ですが、書き留めておきます。
アニメも観たいのがあるんだけれど、
セールの日だとだいたいが借りられてしまっている...。
なんとなく惹かれて借りたのも題名を忘れてしまった...!
閻魔少女?地獄少女だったかな?
一話目は面白かったのだけれど、二話目で飽きてしまった...。
スタッフクレジットのフォントが珍しくて良かったなぁ。
読めないじゃん!? って感じの。
 
奇妙なサーカス Strange Circus [DVD]
園子温監督作品を観るのは、二作目。
夢の中へ [DVD]』は、なんだか詩人の感性に任せたような、
それでも心地好いインディー映画といった赴きだったのだけれど、
今作は文字通りの"エログロ"であって、題名だけに惹かれて、
内容は未知であった自分はパッケージを目にして少し退いた(笑)
それでも内容はなんだか親切なリンチ作品といった誤解承知な印象もあり、
乱暴に言えば、二部構成で飽きさせなかったし、
けっこう無茶な設定な気もしたけれど、
それも有りにさせる雰囲気の方が勝ってたし、役者も好かった。
特にいしだ壱成は、ばっちりだったなぁ。変わりようも。
少々の期待はずれが、肝心のサーカスだった。
好みというか、物足りなさが残ってしまった。
こちらの理解不足かもしれないけれど、こじつけみたいな印象だった。
そして、こういうのも作れるんだと、その器用さにちょっと寂しくなった(笑)

http://www.sonosion.com/

 
ショコラ DTS特別版 [DVD]
もう随分前に誰かに薦めてもらったんだけど、
ジュリエット・ビノシュがどうにも好めずに観る気がしなかった。
なにげなくパッケージを手に取ったら、
なんと監督がラッセ・ハルストレム*1じゃあないですか!
なんだよ〜言ってくれよ〜。
この作品も文句なく素晴らしい。好き。
あの親子揃って赤ずきんみたいな格好もいいね。
ジュリエットもいいんじゃないかな(笑)
本当に、この監督作品は安心して観れる。
あたたかい眼差しが、いろんな場面で感じられる。
ちょっと胸が痛むのも、後の伏線だったりするし。
ファンタジックさをあまり感じさせないところも好かった。
でも、あんな不思議なチョコに素敵な店があったらいいよなぁ。
 
ベロニカは死ぬことにした [DVD] ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)
有名なパウロ・コエーリョ原作の映画化。未読。
"強烈な脇役"であった真木よう子の主演作品ということと、
その裸体目当てが半分(最低でしょ...)と、
なにげに豪華キャストの脇役陣で舞台がサナトリウムということに惹かれて。
これは濃い。役者が濃すぎて、普通の台詞も奥深く聞こえる。
実際、シンプルだけど沁みる台詞も多かったし、
サナトリウムの雰囲気もその場の痛々しさや恐さにも好感を持てた。
途中までは好かったんだけどなぁ...
たぶん主要テーマである再生に向かうクライマックスへの持っていき方が、
あまりにも唐突すぎたように感じられて、へっ?なんで!? と冷めてしまうくらいだった。
そこからは、真木よう子の体当たり演技のシーンも、女性なら理解できるのかもしれないけれど、
野郎の自分にはピンと来なかった。
全編通してのクラシカルな音楽も好かったのだけれど、
最後の曲も残念ながら、どうも合ってないような気がした。
こちらの気分のせいもあるのだろうけれど、作品としては尻つぼみだったかなぁ。
それでも役者はみな素晴らしかったと想う。
個性的な脇役を観るにつれ、真木よう子は難しい役どころだなぁとしみじみ感じたけれど、
陰陽の表現のしかたはぞくっときた。
だからこそ、ラストにもっと割いてもよかったような気がするんだけどなぁ。

オフィシャルサイト : http://www.kadokawa-pictures.com/veronika/

 
ヘイフラワーとキルトシュー [DVD] ヘイフラワーとキルトシュー
フィンランドの女性5人に1人が観たという大ヒット作。
これはいいねぇ!キャラがみな素晴らしい。
ほんとうにこういう作品は書くことないな(笑)
ほのぼのしてちょっとドキドキすこしほろり。
観てもらって良くなかったら、しょうがないや...。
リアルな北欧雑貨や家具がちょっと派手だけれど(笑)、やっぱり好い。
もちろんマリメッコもしっかり出てきました。
ぜひとも続編を切望します!

オフィシャルサイト : http://www.hayflower.com/

 
ポビーとディンガン [DVD] ポビーとディンガン
こちらも原作が有名で、自分も好きな作品なんで、
どうなるんだろうと不安の方が大きかったのだけれど、
とても素晴らしかった。
まず舞台背景の映像が秀逸。個人的にも好きな景色だった。
そして、子役が素晴らしい。好い顔するんだ。
原作に忠実だったけれど、自分が忘れているだけなのか、
クライマックスでのちょっとした演出に、想わず涙してしまった。
もう一度読み返したくなっちゃったよ。
原作に感動した人に、しっかりお薦めできますよ!この作品は!

オフィシャルサイト : http://c.gyao.jp/pobbydingan/