あの娘どこにいるのやら...

妄想という蟲が入り込む隙間はけして埋まることがない。
しかも好き好んで飼い殺されてしまったらもうお終いだ。
結局、だらだらと傍観者であり続けたいんだろう。
限りなく自分のことだとしても。
僕は、永遠の次回予告だ。
本編を観なければけしてわかりはしない。
 
いいだろ、俺のこのコルセット...と、
親父が言うはずもなく、上京してきて家にいる間は、
ずっと外されており、積ん読雑誌の山の上に、
まるで無愛想なペットのように居座っていた。
名前をつけてやる気にもならないくらいのコルセット。
しかし、コルセットマニアにしてみれば、
ほぉ、なかなか良い筋だねぇと楽しく一杯くらいの席となるのかもしれない。
しかし...コルセットさ。
親父のラコステのポロシャツは好い。
ギャルソンからラコステのポロが出ています。
欲しくても高くて買う気になりませんが、ギャルソンです。