埋もれていた記憶から...

 
21シングルズ:ザ・ベスト・オブ Complete John Peel Sessions
「97年3月に "Just Like Honey"という歌を
 世界中でたったひとり 口ずさんだ男だった」
          Cornelius "God Only Knows" from 『FANTASMA
 
奥に隠れていた盤を引っぱり出しては想い出に浸るこの頃。
これもけっこう楽しい。そして新たな感動に出逢えたりするのでなお嬉しい。
 
おもいっきり後追いで、マイブラなどと並べて聴いていた。
当時はそのプリミティヴさがどうにも気恥ずかしく感じて、
それほど夢中にならなかったような憶えがあるけれど、
なんとはなしにアルバムも殆ど聴いていて、
Honey's Dead』が一番好きだったっけ...。
今久々に聴いてみれば、伝説のデビューシングル「Upside Down」からして、
もう笑わずにいられないほど痛快で、心地好い。
このシングルがジザメリのすべてを物語っているなんて、
どこかで目にした憶えもあるけれど、もちろんそんなことはない。
それでも、今ではもうこの一枚と、
未聴の『Complete John Peel Sessions』だけで充分末永く付き合っていけそうで、
奥深くで妙に心躍らされている自分がいることに気づく。
ついでに...
ここにも、Hope Sandovalの艶姿あり...。