しがない書店員が手に取った気になる雑誌の話。

フリースタイル〈vol.3〉「自転車」にのってを興味深く読んでいるこの頃に、
BE-PAL3月号の特集は「自転車で暮らし変えませんか」。
変えたいんです!しかも自転車で!想わず飛びつきました。
特集に辿り着く前に、面白そうなコラムを発見!
 

「ニッポンの藁塚図鑑」"稲作二千年の歴史に培われた暮らしのアート"

農家の庭先や田んぼでよく見かけられる積み上げられた稲藁の束が、
こうしてまとめられると地域ごとに違いもあり個性的であるのがわかり面白い!
この↓書籍と著者の方が紹介されていました。
藁塚自体も失われてゆく運命にあるんですね...。
"ワラニズム文化巡礼"の成果がこの本に。
藁塚放浪記
 
そして、自転車特集ですが、
"自転車は「毎日の暮らしを美しくする道具」でした。"とあり、
暮らしの手帖をピックアップしている...!
なるほど...表紙の女性三人はこういう意味があったのか。
どうやら主に女性向けにと組まれた特集の匂いがしてきた。
「さて、どんな自転車を選んだらよいのでしょうか?」と対談ページ。
そうそう、こういう初心者向けの記事が自分にはありがたい。
これは後でゆっくり読むとして、捲っていくと、
なんと翠れんが!
翠れんもこれから自転車生活を始めたい人代表として登場。
なんだか主旨を忘れ「東野翠れんさんのある一日」を読んで、
いいなぁやっぱりいいよなぁなどと、にやついたりしながら次へ。
そこにはお約束とばかりに「みんな乗ってるか〜い!」「イェーって言え〜!」で
お馴染みのあのロックな方が登場。
体力づくりも兼ねて自転車に向き合い始めたのが50歳からだって!
もっと前から乗ってるんだとばかり想っていました。
しかも、ビーパルから自転車人生の集大成となる本が出版されるらしい。
これは注目だなぁ。
そして、自分が欲しいタイプにかなり近い「シンプル自転車」の特集も。
なんと9台揃えて商品テスト!結果は本誌をご覧いただくとして(笑)
なかなかためになるなぁ。やっぱりルイガノのロゴって惹かれるよなぁ。
さてさて、改めて今年こそは自転車人生始めるぞ!...前途は暗いが。

iBE-P@L

 

もうひとつ!

だらだら読み過ごしてきた『ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を (新風舎文庫)』も
励まされたり溜息ついたりを繰り返しながらようやく読了間近。
そんなところへ、雑誌商業界3月号はヴィレッジ・ヴァンガードの大特集!
外からの視点なので、いかに常識破りかということがさらによくわかります(笑)
そういや御茶ノ水も西葛西も最近行ってないなぁ。

商業界