しがない書店員が手に取ったり取れなかったりした気になる本たち。

終わりなき闇 チェット・ベイカーのすべて

終わりなき闇 チェット・ベイカーのすべて

彼の歌声を、甘く気怠い響きと聴くか、ほろ苦い呟きと聴くか、
それともそこに仄暗さを感じ取るか...。
きっとそれはすべて正しいような気がする。
いわゆる「ヘタウマ」として評論家筋からは評価されなかったようだが、
ジョアン・ジルベルトの歌うきっかけを創った話など、
充分にその影響は広がっていた。
最近では、Starsのライヴで客入りのSEに流されているらしい。
原題は『Deep in a Dream』夢に溺れすぎたって解釈すればいいのか。
冒頭には『路上 (河出文庫 505A)』の有名な台詞が掲げられている。
 
いつのまにかこんなの出ていたんだなぁ。
チェット・ベイカー・フォー・カフェ・アプレミディ
 

□□□ピエ・ブックス通信□□□

 

世界の窓

世界の窓

今回は窓!ほんとうにたくさんいろんな窓があるんですね。
これも窓?ってものから、こんな窓いいなぁ...まで。
持ち運べそうな、ハンディ大サイズもありがたい。
この本を眺めていると、自分でも窓の写真撮りたくなりそう...(笑)
 
リトルプレスの楽しみ

リトルプレスの楽しみ

ミニコミや小冊子を「リトルプレス」って呼び方変えるだけで、
まったく違う新しい見方になってしまった。
名を見たことあるのは、ひとつふたつくらい...(汗)
それにしてもこちらもたくさん出ているんですね〜。
目のつけどころに唸らされます。
 
メイド・イン・私のある生活

メイド・イン・私のある生活

これはまだ未見。
 
種村季弘 (KAWADE道の手帖)

種村季弘 (KAWADE道の手帖)

澁澤龍彦と並び称された博覧強記のエンサイクロペディスト。
澁澤に比べて手に入る本はとても少ないような気がする。
入門書としてもいかがでしょうか。
 
あのひとと語った素敵な日本語

あのひとと語った素敵な日本語

覆面雑談とは?「あのひと」とは?
なんだかミステリアスな対談集。ってそれだけかよ...すいません。
「日本語を切り口にしたカジュアルな会話から、
 やがて滲み出すしずかな、人生の哀しみ。そして愉しみ。」
 
八本脚の蝶

八本脚の蝶

題名に惹かれ装釘にも惹かれた内容は...、
最近、日記なりブログなりが書籍化されるのが当たり前になってきた。
良いのか悪いのかなんて考えたこともないけれど、
こういう壮絶な記録に期せずして出逢えてしまうことは、
本であることのありがたみなんだよなぁ。

八本脚の蝶

 

小心者が世界を変える (ヴィレッジブックス)

小心者が世界を変える (ヴィレッジブックス)

いや...世界を変えなくてもいいから...少しだけ...なんて、
考えちゃって揺れちゃってる僕や君なんかが読んだら、
はまってしまうのかもしれない...。
 
日本をロハスに変える30の方法 ― BUSINESS LOHAS (講談社BIZ)

日本をロハスに変える30の方法 ― BUSINESS LOHAS (講談社BIZ)

ロハス」(LOHAS)ってなんだかブランドみたいになってるんですが、
今後どうなってしまうのでしょうか...?
流行り廃りでやり過ごすことじゃあないですからね。
"ビジネス"なんて付くと、なんだか胡散臭い感じがするけど、
ちょっと気になる...知っておきたい人のための一冊。
 
紙ピアノ

紙ピアノ

題名に惹かれて、うちの店になかったんで、
帰りに寄った某何色もあるカバーを選ばせてくれる書店で、
検索したらあったので、棚を探してみたら見つけられなかった一冊。
う〜ん...書店員失格(哀)
結局、どんな本かと調べてみれば...

宣伝会議 - 書籍

 

これは手に取っただけ...でも面白そうでしょ?
 
かもめ食堂

かもめ食堂

小林聡美片桐はいりもたいまさこ...ですよ?
シネスイッチ銀座ですよ?
見つけた時、想わず声を上げてしまいました(笑)
すごく観たい。
「人はみんな変わっていくものですから」かぁ。
とても観たい。

オフィシャルサイト : http://www.kamome-movie.com/