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今は装釘がドラマ仕様に変わってちょっと残念ですが、
こちらはもう始まってたんですね。
たまたま晩飯を喰らいながら観始めてしまい、
最後までしっかり観てしまいました。
設定に惹かれる。
これはどちらかというと逃げるより向かっていく内容だけれど、
これからどうなるんだろう...もっと逃げろ！逃げるんだ！
逃避願望を強く刺激する。
しかもお互いが頼りの二人だけの世界...素晴らしい。
おまえがいないと...あなたがいないと...そうこなくっちゃ。
しかも男のダメさ加減がまた好い。シンパシー大。
僕はいつからか、逃げる物語が好きになっていた。

ここらへんの映画が好きなのも、そういった理由からかもしれない。
　
もう何年前か忘れたけれど『ガサラキ』というアニメが放送されていた。
それは、『ボトムズ』『ダグラム』といった通好みのロボットアニメを手がけた
高橋良輔監督の久々のロボットアニメということで話題になっていたのだけれど、
僕はロボットにはそれほど興味がなかったにも関わらずこのアニメに夢中になった。
それは、このアニメに溢れる様々なリアリティと、やはり「逃げる」からである。
主人公のユウシロウとヒロインのミハルが逃亡の途中に隠れ家で暮らすあたりなどは、
なんだかとても羨ましく憧れていたものだった。

ガサラキ - Wikipedia

　
相変わらず中途半端に話が逸れてしまったけれど、
ドラマの話に戻すと、武田鉄矢の悪そうな表情が印象的だった。
この人こんな顔するんだ...と、ちょっとゾクゾクした。
武田鉄矢といえば...
金八先生？海援隊？刑事物語？織部金次郎？
101回目のプロポーズ？赤いきつねと緑のたぬき？
いやいや...なんといっても『少年期』でしょう。
彼を目にする度に、あぁあの歌好かったよなぁと、
もう小学生の頃の記憶が何度も何度も甦るのである。
小学生の頃に感動した音楽なんてそうはない。
それが十数年経っても、未だに呼び続けるのである。
そのくせ、ドラえもんのどの映画に入っているのかも忘れて、
レンタル店でパッケージだけからでは判断出来ずに何度も諦めてきた。
しかし何のことはない、
今現在はこうしてネットで調べればすぐにわかってしまうのである。
なんだか味気ない気がしなくもないけれど、
久々に聴いてみようか。心の汚れを落とし傷を癒してくれるかもしれない...。
しかしあんなに好きだった曲なのに、映画の記憶はまったくない...
なぜだろう？観ていないのだろうか？いやそんなこたぁない。
　

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