外は暑いのに。

覚めては、眠り...を何度か繰り返している最中でも、
既に雨風の気配すらないことがぼんやり感じられた。
起床したのは、正午前。
首が痛い... 寝違えた。ネチガエタ。外国人の名前みたいですね。
何処の国の方ですか?迷惑なんですけど...。
さらには、土産を買いに出たはずの父から電話で呼び出し...
下に降りてみれば、我家の運搬用自転車の前輪が!
無惨にも、チューブが剥き出しでパンクどころではない...!
なんだこれ?台風でこんなになるかな?
空気入れたばっかりなのに?
あんな雨ん中わざわざ誰かやったのかな?
まったくいたずらだったらばからしいなぁ!きしゃあッ!
... てな具合で、せっかくの雨上がり清々しい陽射しのもと、
休日気分を見事にずたずたにしてくれました。
朝昼兼ねて、昨日買ったパンの残りを詰込んで、
怠さが残ったまま、自転車を押しながら、
静かな住宅街の隙間をだらだら歩く...。
こういう閑散とした道を歩くのは好きだなぁ。
穏やかだけれど、とてつもないドラマが隠れているような...。
 
自転車屋さんに修理を頼んで、しばらく商売品を眺める...。
新しいの欲しいなぁ。これなかなかいいなぁ。
もうちょっとここらへんが...とか、このロゴが...とか。
パンクの原因を聞いてみたら、
「最近、空気入れませんでした?」
結局、なかのチューブがへこんだ状態で走り続けていて、
捩じれた状態のまま、空気をたくさん入れてしまうと起こりやすい
よくある例なのだそうでした。
「凄い音がしたと想いますよ。」
昨夜の台風のなか、悲鳴を上げていたのかもしれません。