夏休みの宿題にはお決まりの読書感想文。
その題材を探しに来たらしい家族三人...。
衝撃の風景...。
お嬢さんが、色々薦めている母親に向かって、
「ウルサイナ〜アッチイッテロヨ〜」だと。
さらには、覗きに来た父親に向かって、
「チカヅイテクンジャネーヨー」だと。
以前にも、息子の本を探すためこちらに何度も問いかける母親と、
それを恥ずかしがりやめろやめろと嫌がる息子がいたが、
似ているようで、感じる温度差が遥かに違う。
同じ緊張感を近くにいた先輩も感じたらしく、
「どうなのよあれ?」と激昂していた...。
もし、自分があんなふうに言われたら、
哀しくて涙が出てしまうかもしれない。
さらには店だろうと引っ叩いているかもしれない。
もの凄い嫌悪感で、先輩の話に相槌を打つだけだった。
やっぱりいるんだなぁ...ああいう家族...家族?
感じたことのない恐怖があった。