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Just Others / Amalgam

　
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ごくたまに、自分に向けられて鳴っているんじゃないかと想うほど、
感動する、共鳴する音楽に出逢う事がある。
オリジナルは、"1974年にイングランドにて、
自分たちのギグの為に250枚だけプレスして売ったもの"という、
いかにも自主制作盤な歴史を持った、
このフォークデュオの珠玉の一枚が、
なぜこんなに自分の琴線に響いたのか...。
そんなことわかってしまったら、
この先の音盤人生、まったくつまらないもんだよなぁ。
　
玄人に言わせると、"いかにもアマチュアな自主盤フォーク"らしいけど、
それよりも多くの感動の言葉を、僕は知っている。
これも美しい静寂を纏った、余計な音のない世界。
荘厳で張りつめた雰囲気の曲や、ひんやりとして物哀しい曲もあれば、
穏やかな陽射しを憶い出すような曲や、雰囲気にそぐわない一転ざわついた曲もある。
それらすべてが愛おしい。
もしどこかで見かけたら、それは貴重な出逢いであると想うから、
ぜひ聴いてみてください。
　

*1:左はオリジナルジャケットで、右が再発盤ジャケット。