ちびくろ・さんぼ瑞雲舎より復刊。

 
ちびくろ・さんぼ
 
知らなかったな、このニュース。
幼い頃、読んだことは確かで、
それでも記憶に残っているのは、
やはり「とらとバターの話」。
面白くてというよりは、
バターになっちゃうんだ...という
妙な違和感で憶えているんですけど(苦笑)
 
新聞等の復刊に関する記事でも、
表立って、なぜ差別にあたるのか云々の話は書かれていないようです...。
ようわからん。
作品自体に、差別意志がないのは確かでしょうし、
出版社への相次ぐ注文も、話題性だけでなく、
"一冊の本"としての愛着や感動の声の多さを感じ取ってということでしょう。
しかし..."黒人差別を助長する"から抗議って何?
 
BRUTUSの前回号養老孟司の記事でも
同じような事が書かれていたけど、
大げさに言えば、
「タバコを吸わないことが善人なんだ」っていう、
風潮を造り出してしまう人たちの
無意識さ、自己満足さに呆れる。
自分もタバコは吸わないし、煙は苦手だけれども、
あくまで嗜好物なんだから、余計な事言ってんじゃねえよ!
って言うのが素直な気持ちです。
マナーを守れない人間がとやかく言う問題ではないんで、
自分も気をつけたいものですが。