真島昌利 / 夏のぬけがら

 
夏のぬけがら
 
このブログを始めてからというもの、
意識のどこかで、ここまで救われてきたという、
恩返し(罪滅ぼし?)の感があるのか、
または創作意識の一環なのか...。
遠い過去に感動した音楽が
頭や心のなかで流れてくる。
 
特に最近は、「ルーレット」を何度も憶い出す。
ブルーハーツにそれほど入れ込まなかった自分が、
なぜマーシーのソロだけ持っているのか...、
この時期に買ったCDは殆ど処分してしまったのに
なぜまだ手元に残っているのか...。
ひさしぶりに通して聴いてみたら、凄く好かった。
あの時わからなかった詩の素晴らしさや、
マーシーの歌の繊細さを今は感じることができる。
当時は、「ルーレット」だけ飛び抜けて好きだったけど、
この歳になってようやく、自分が追いついたんだろう。
希望と諦念を見つめ続ける
若かりしシンガーソングライターが歌った
"青春の光と影"は、今も褪せる事は無い。
 
ソロ2nd『HAPPY SONGS』も、とても好いです。