昨夜は久しぶりにとてもしんどかった。
大げさに書けば、気分的には死んでしまうんじゃないかってくらい。
気分的には...。
前にもあったから、前も大丈夫だったからと鎮めようとする経験が、
もしかしたら頭が破裂しちまう、心臓が潰れてしまうんじゃないかってくらいの
波打ちながら襲ってくる不安に苦しみつつ抑えながらの眠れぬ夜だった。
一般的にはパニック障害と云われている類いのものだと憶うが、
最初にわけわからず夜の救急病院に自転車で駆け込んでから、もう十年近く経つけれど、*1
昨夜はなかなか治まらず苦しんだ。こんなにひどかったのは何度めか。
店で仕事中に立ち眩み倒れそうになって、やばいなぁと少し座って休んでから、
また取掛かろうとしても落ち着かず、だんだんと波打ってきて、
立つのもしんどくなってしまったので、なりふり構わず休憩させてもらった。
その後の予定では、母と妹と三人で晩飯に地元の餃子店へ行くはずだったのに、キャンセル。
我ながら情けないなぁと、その時はまだその程度だったのだけれど、
びびりながらも家に着いて、家族に電話で陽気に謝って一息つけたと想いきや、
しばらくしたらまたひどくなって、寝込んでしまった。
幸い、母が帰宅後、軽食を作ってくれて、アレルギー用の常備薬を飲んで、
このささやかな日常のリズムが良い方向へと神頼みしてしまうくらいに、
その後も湯冷ましを飲み飲み大汗かき苦しみつつなかなか寝つけなかったのだが、
気づいた時には、どうやら寝ていたようで、少し安堵した。
でも、寝ついたというよりは、意識が途切れて気がついたというのが、毎度ながらの感覚。
目が覚めても余韻があって、数時間は起きることができなかったけれど、
しばらくすると、ずいぶん遠い過去の気がするくらいなんでもないのが常で。
ひどい人は、仕事を辞めて療養したり、まともな生活が送れなかったりするらしいが、
自分はなんとか大丈夫だろうと、付き合って行けるだろうと、過ごしてきた。
一度、過去に世話になった耳鼻科の紹介で大きい病院で診てもらったけれど、
どこかが悪いということはなく、やはり神経性の不調だというので、
それならなんとかなるだろうと専門医に診てもらうこともせずここまできた。
発作的に苦しんだことは何度もあるけれど、
今回は家族を巻き込んでしまって、ちょっとショックだった。
やっぱり持病として付き合っていくぐらいのレベルではないのかもしれない。
一番憶えているのは、その当時つきあい始めの女性の誕生日を、
あまりの苦しみと鬱々とした気分からすっぽかしてしまい、*2
結局なしくずしにしてしまったことがあって、それ以来の考えものだ。
その度、ちゃんと治療しようか、生活改善しようかと考え始めるも、
悪いことは忘れやすいのか、だんだんと胸のすみに追いやってしまう。
迷いながらではあるのだけれど、せっかくのブログなので、ここに記す。
いいかげん... じっくり専門医に話を聞いてもらい、
改善できることはしていこうかと痛感しています。
 
 

*1:その時の当番医の冷たい対応は未だに忘れられない。あれが普通なのかも...。

*2:素直に持病で苦しいと言えなかったのも情けない。