Boris with Michio Kurihara / Rainbow

*1 Rainbow*2
 
ここしばらくの不調を取り戻すかのごとく...(笑)
素晴らしい音盤達が僕を放っておかない。
 
Borisを聴いたことがない僕と、栗原さんを知らない友人の、
どちらをも満足させる一枚だった。
Borisってこんなに歌心があって、
繊細なメロディを紡ぐバンドだったなんて、正直驚いた。
なんてったって、"HEAVY ROCKS!!!"*3なんてサイト名だし(笑)、
友人からも過去に「君は聴けないと想うよ...」 なんて脅されてたバンドなので、
あまりがっつり入れ込まず、ようやく聴いてみたのだけれど、
一曲目から眩いばかりに埋め尽くされる音圧は心地好く、充分な手応え。
ありがたいくらい栗原さんの激しい音も優しい音も聴ける好盤でした。
まだはっきりとした印象として残ってこないほど儚いのが不思議なくらい、
強烈な音像を持った曲ばかりなのに、つかまえようとしてもつかみきれない。
そこがまた魅力的で何度も聴き返してしまう。
勝手な想像だけれど、Borisにしてみたら、
向こうの土俵で勝負したようなところがあるのかもしれない。
それくらいに...もしかしたら誤解してしまうくらいに、
この先も聴き続けるであろう素晴らしい一枚です。
Now Playng!!!!
 
Pedal Records - http://www1.odn.ne.jp/pedalrecords/