■
Judee Sill、幻のサードアルバム。
音源はもとより、DVDでのセピア色のなか慎ましく歌う彼女の姿を拝めたことが、
なによりも衝撃であり感動であった。
blues interactions
Lambert & Nuttycombe、1970年のデビューアルバム。
「圧倒的な静けさに満ちながら、なんともいえない温かさを感じさせてくれる稀有な作品。」
まさにこの言葉の通り。
こんなにやさしくてあたたかい"Mr. Bojangles"を聴いたことがない。
disk union.net
『60s米国女性サイケ・フォーク・レア・コレクション』
某店では、ジョニ・ミッチェル系の埋もれた女性SSWを集めた一枚... なんてPOPがあったけれど、
そんなに簡単でねーべさ!?
たしかに本人様が歌ってるんじゃないか?くらいの曲もあるけれど、
十人十色の歌模様。世界は広く果てしない。
まだまだ埋もれた美しい歌は限りなくあるんだと、嬉しい半面途方に暮れる気分。
blues interactions
英国版という噂のこちらも↓聴きたい!
- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: Honest Jons
- 発売日: 2005/11/14
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Young Marble Giants!
先日書いたばかりなので、未だ感動冷めやらず。
映画の方は、心地好すぎて眠ってしまいました(笑)
シーンごとに素晴らしい曲が流れて、センスの好さに惚れ惚れ。
好きなお馴染みのアーティストから、知ってお気に入りになったアーティストも。
一番好かった曲は、The Shins / When I Goose-Step!
オフィシャルサイト : http://sprout-movie.com/
The Stars / Perfect Place To Hideaway
"現実逃避への完璧な場所"
帰り道にiPodから流れてくる音に浸っていると、ふと恐くなるくらいに引き込まれていった。
今まで"Groove"っていう言葉を感じることがなかったのだけれど、
このアルバムでは意識しているかどうかは知らないにしても強く感じられる曲があり、
変に踊れるようなものではなく沁みてくるような感覚に、とても病みつきになった。
個人的には、アナログの曲順の方が好いなぁ。
オフィジャルサイト : http://www1.odn.ne.jp/pedalrecords/
おおはた雄一の一枚目と二枚目。
おそらくは今、日本のSSWで一番好きな人。
歌声といいギターといい、一聴した時からすんなり入ってきて、
今ではなにげなくもよく聴く音盤の筆頭になってしまった。
音として聴き過ごされがちな曲が多い中、
この人の歌詞は、簡単な言葉でハッとさせられるのでとても好きだ。
オフィシャルサイト : http://www.yuichiohata.com/
"SSW"曽我部恵一を代表する、パーソナルかつ普遍的な一枚。
下北沢限定リリースが反響を呼んで、全国流通盤(画像)も登場。
"エリック・サティに捧げる"という言葉もしっくりくる一枚。
オフィシャルサイト : http://www.sokabekeiichi.com/shop/r0022_sos.html
Lantern Parade / ランタンパレードの激情
曽我部のレーベル発、そのトータルコンセプト的なジャケットとくすっとしちゃうタイトルに惹かれて。
時代錯誤なピアノの音とモノローグで綴られる歌詞のギャップが凄い。
"硬派なメロウネス"という言葉がぴったりだ。
溢れんばかりのリリース・ペースで追っかけるのが大変で、
こんなところから"ハードコア・パンク出身"というのに頷いてしまったり。
オフィシャルサイト : http://www.sokabekeiichi.com/rose/lantern.html
sakana、待望の新作。
なんというかホームメイド感覚に満ちた一枚。
こぢんまりとしたライブハウスで聴いているような音質だし雰囲気もある。
実際そうやって録られたらしいし。
とにかく特別なアーティストなんで、来年こそはライヴが観たい。
ゑでぃまぁこん / あおいあしおと
かわいいジャケットからは想像できない音が流れて...(笑)
日本人でなければ出せない旋律や雰囲気だと想った。
淡々として冷たい質感を持った女性の歌声ときらびやかなクラリネットのアンバランスさは、
見てはいけないけど覗きたくなるサーカスや見世物小屋にいるような気にさせられた。
Meditations
青柳拓次のソロ・プロジェクト=KAMA AINAの最新作。
東京とグラスゴーで2年半に渡って制作されたという一枚。
大好きなIsobel Campbellの歌声はやっぱりすぐわかる。
家にいる時、最も好く聴いた一枚。
art activist: "CLUB KAMA AINA"
*1
manual / Bajamar
前作の『Azure Vista』と対になるような静けさに満ちた一枚。
流しっ放しにして浸っていた日が多い。
かなりアンビエント色が強まったけれど、美しさはさらに深みが増してゆく。
Tape『リデュー』
雑誌の高評判から聴いた一枚。
音響派云々や技術的なことはよくわからないのだけれど、これはとても好きだ。
生音がバンドっぽい雰囲気を醸し出しつつ、
アクセントになる電子音とのバランスが心地好い。
2曲目なんて、鳥肌もんだった。
http://www.faderbyheadz.com/release/headz59.html
ジャケットも素晴らしい、Directorsoundの二作品。
"架空の映画音楽"なんて言葉がぴったりの、寂れた叙情曲集。
http://powershovelaudio.com/album/psa004/
Edgar 'Jones' Jones!
The Stairsは知らなかったけれど、これにはしびれた!
未だ知らない音楽への甘くも渋い誘惑にどっぷり浸らせてくれた。
渋いヴォーカル曲も好いけど、インストも悶絶もの...!
Plankton - 来日公演情報(毎度の如く知らなかったよ...) : http://plankton.co.jp/edgar/index.html
実にお世話になったYouTubeから。
この賛否両論溢れ返る問題児は、僕にとってはかけがえのない娯楽装置です。
こいつのおかげで、しばらくは新譜なんてまったく聴かなくなってしまった。
懐かしさばかりで、脳から変な分泌物が体に廻っていくような日々でした。
最も感動したのを選ぶとなると、
Nina Simone*2とあふりらんぽ。*3
すごい組み合わせだけれども(笑)、どちらも素晴らしかった。
Nina SimoneのDVDはそのうち購入して、じっくり観たい。
あふりらんぽはまだ聴いていないので、まずは音盤から。
今年のジャケット大賞!
拡大画像はこちら!
ビューティフル・ハミングバードの『空ヘ』
CMで耳にした歌声に惹かれて聴いたミニアルバムも好かったし、
鈴木惣一朗プロデュースのフルアルバムのこちらも、
穏やかな気持になれてゆっくりと時間を過ごしたくなる一枚。
このジャケットを目にして、ピンと来た方はうらやましい。
絵の作者は、ブライアン・ワイルドスミス。
僕は内容までは知らないのだけれど、
おそらくは『とり (ブライアン・ワイルドスミス作品選)』のなかの一枚じゃないかと想う。
この絵を目にして以来、また欲しい絵本の一冊になってしまった...。