もう六月なんですね。

四月後半からの一ヶ月はとても慌ただしく、
久々に精神的に不安定になってこの先どうなることかと、
不安と緊張のその日暮らしだったけれど、なんとかようやく落ち着いて来た。
過ぎてみれば、まったくなにやってたんだか...と呆れるほどだけれど、
こんな状態をもう十数年続けながらも少しずつ、
慣れるところは慣れて諦めるところは諦め...気がつけば来年三十路かぁ。
あの頃想い描いた...云々はもう消え失せて、
ただただ無様な現実をどう受けとめて、
どうやって生き凌いで過ごすかばかりに追われる毎日。
それでもささやかな夢想への願望や重度の妄想癖は続いてゆく。
それでも、けして踏外す気力はないのだろうけれど。
けれども、やっぱり僕は逃げたいばかりで。