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店に送られてきていた版元アートン発行の宣伝誌、
『あとん』を久々に読んでみたら、
荒井良二の「世界と世界のあいだの国の」に感動してしまった。
以前に読んだ時も凄い!と想ったのだけれど、
改めて...、凄いなぁ。もうVol.11になっていた。
雑誌連載では二色だけれど、
もし単行本化されるならやはりカラーで観たい。
カラーでなくても好いんですけどね。
web『あとん』
アートンといえば、以前から気になっていたけれど、
未だにお目にかかったことがない、「アジア・アフリカ絵本」シリーズ。
いずれもなかなか好さそうです。
そして、
新潮社の宣伝誌『波』2006年3月号でも面白そうな本がたくさん...。
なかでも、坪内祐三「私は中原昌也の複雑骨折を支持する」を読んで、
今まで映画評だけ気にして、肝心の小説は敬遠していたのを、
すっかり読みたい気分に変えられてしまった。
中原は「横文字」であり「横文字」である云々...
なんて書いてあったかすっかり忘れてしまった...ぼけぼけですいません。
新潮社 | 波 : http://book.shinchosha.co.jp/nami/
- 作者: 中原昌也
- 出版社/メーカー: 新潮社
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なかなか出な〜いと想っていたら、
今日付の朝日新聞に南信坊の書評が出ていた。
長新太『ころころにゃーん』
なるほど!
『こどものとも0.1.2.』2006年4月号として出たんですね。
どうりで書籍で探しても見つからない訳だ...。
置いてある書店に行かなくちゃ!
『ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集)』の続編という訳ではなさそうですが?
これが遺作ということだそうです。
しがない書店員の気になる本たち。
- 作者: 文化出版局
- 出版社/メーカー: 文化出版局
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それ以上に素晴らしくも懐かしい柄模様がたくさん。
文化出版局
- 作者: 松浦寿輝
- 出版社/メーカー: 講談社
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わたしのやりかたについて語ってみたいと思う。
批評、詩、小説――松浦寿輝という多様体が、
自らの創造の根底を見つめ、その言葉の生まれるパトス、
「美の発見の瞬間」に迫るエクリチュール。」
講談社BOOK倶楽部−本
- 作者: 朝倉勇
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そしておそらくは最後の作品になるであろうこの童話は、
まさに夢の童話です。
でも、ほんとうに夢でしょうか?」
この装画はもちろん安野光雅。
童話屋