今宵、オダギリショー。

 
さんはご覧になりましたか?
第29回日本アカデミー賞授賞式。
僕は、知らずにだらだらWBCを観ていました...。
おかげで沢尻&堀北は見逃してしまいました...(哀)
それでも途中、何気なしにチャンネルを変えて気づいた時は、
自分の落着きなさも捨てたもんじゃないな...
なかなかいいシックスセンスをしているかもしれないなどと、
調子に乗ってしまうのでありました。
 
映画館に通う訳でもすべての映画を観た訳でもない上での物言いですが、
いつからかキネ旬が基準の自分としましては、
この夜も毎年のように繰返し訪れる違和感に苛まれることとなりました。
主演にジョーさん入ってないよ!?とは、
去年のたけしも同様で、
血と骨 通常版 [DVD]を観た後での、
まるで違う生物を目の当りにさせられたかのようなあの衝撃を憶えば、
もしや役者の方から断ったのではないかと想う程の違和感。
受賞者一覧を目にしてもやもやとしていたところに、
最優秀助演男優賞の発表でプレゼンテーターとして登場した
昨年の受賞者...。
おおッ!?
ミッキーだ!オダギリミッキーだ!
してやったかのような不適な笑みを浮かべながら、
「僕が今これを持ってここから逃げ出したら大変な騒ぎになるんでしょうね」*1なんて、
茶目っ気も忘れない希代の男前個性派いや、感覚派俳優は、
いまやどこでもその存在感で場の雰囲気を一変させてしまう程なのでした。
今年は、普段から交流のあるという堤真一が受賞して、
その髪型をしっかりツッコまれていたところがなんとも微笑ましかったです。
 
結局、それが一番のハイライトってなもんで。
監督賞くらいは、
パッチギ ! スタンダード・エディション [DVD]にあげてもいいのになぁ...。
とても感動した作品だけに、受賞を逃した井筒監督の表情がこちらも痛く、
あの総なめぶりには、否が応にもテレビの裏側が敏感に臭ってしまいます。
たしかにとても評判の良い『三丁目の夕日』は、それだけ面白いってことかな。
 
ALWAYS 三丁目の夕日
Google News : 第29回日本アカデミー賞
 
 
して、授賞式の後半は気乗りせずに斜に観ながら、
今夜は見逃すまいぞ!『時効警察』のお時間です。
 
そこまでやるか...って退いてるであろう一部オダギリファンを尻目に、
俳優も内容も、最終回一話前...飛ばしまくりでした(笑)
あの二人と他多勢との戯れもあと一夜限りと想うと、
寂しくてやりきれません。
しかし...
「さよならのメッセージは別れの言葉とは
 限らないと言っても過言ではないのだ!」って
もう期待しちゃってよさそうですね!
 
オフィシャルサイト : http://www.tv-asahi.co.jp/jikou/
 
 

*1:うろ憶えの要約。