しがない書店員が手に取った気になる本たち。

 

クレーART BOXー線と色彩ー

クレーART BOXー線と色彩ー

 「そしてぼくは、時代の残骸を逃れてぼく自身の道を歩むために、
  飛翔しなければならなかった。事実ぼくは飛んだ。
  だれでも時には追憶にひたるように、ぼくはただ、
  想い出のなかにしか残骸をもたないようにした。
  かくてぼくは<想い出をともなった抽象>なのだ。」
                         (本書掲載『日記』より)
"絵画の実験室"と謂われるほどの多彩な表情を持つクレーの絵。
あなたはどの絵が好きですか?
ベルン「パウル・クレー・センター」開館記念、最新のパウル・クレー百科。
 

大丸ミュージアム・東京 : パウル・クレー展 ― 線と色彩 ―

2006年2月9日(木)→28日(火)
 

なんとも素敵な題名だ。
立原道造は以前に薦めてもらったことがあったけれどまだ読んだことがない。
宮澤賢治の絵といえば、猫のスケッチが憶い出される。
富永太郎とは、名前すら朧げで、
小熊秀雄は自ら挿絵を添えた童話集を持っている。
村山槐多だけひっくり返ったイメエジが強いけれど、
詩人としての作品も多いということです。
 
朝日新聞読書欄のコラム「ポケットから」で、
穂村弘が『詩人たちユリイカ抄 (平凡社ライブラリー (558))』を採りあげていた。
なにに「ドキドキする」と書かれていたかすっかり忘れてしまったが、
きっと選んでくれるだろうと想っていたのですこし嬉しかった。
しかも三冊紹介したうちでこの本に殆どを割いていた。
まだちらちらと立ち読み程度だけれど、当時の神保町の話などもでてきて興味深い。
ちなみに、僕は、昔の詩集の装釘などを見るとちょっとドキドキする。
平凡社図書目録
asahi.com:BOOK
 
ポップ・カルチャー年鑑〈2006〉

ポップ・カルチャー年鑑〈2006〉

「ポップ」の意味付けが難しいと想える今日この頃...
いつのまにか...↓こんなの出来てたんですね。
POP DAI-X
青山ブックセンター : イベント情報
先日、関連本を購入した者としては、なんだか呼ばれているようで、
気にならざるを得ない...(笑)
 
モスのココロ―モスバーガーハートフルブック

モスのココロ―モスバーガーハートフルブック

フレッシュネスも好いけれど、やっぱりモスが最高!
いつか緑モスにも行きたいですね〜。
家の近くにあったなら時々寄るのになぁ。店の近くにもありやしない。
なんといっても高校生になり上京してきて住み始めた学生寮に、
モスバーガーが入っていたおかげで、週に二、三度は通うこととなり、
ハンバーガーは不味いと決め込んでいたお上りさんでしたが、
すっかり魅了されてしまいました。あのトマトがかなり大きいですね。
生活情報センター : 書誌情報ブログ
MOS BURGER
 

書きたがる脳 言語と創造性の科学

書きたがる脳 言語と創造性の科学

「人はなぜ「書く」のか? 創造性を生み出す脳のしくみに迫る 」
この題名に惹きつけられましたが、どうにも難しそうです...(汗)
ランダムハウス講談社