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今年初めての駅前BO。
ひと月くらい入らなかっただけで、
棚の位置が大幅に変わっているのでげんなりした。
だらだらと百円棚から見て廻っては、
あまり気が乗らずに何度も帰ろうとしたけれど、
それでも惰性で殆ど眺め尽くして、何も買わずに帰る。
　

気になった一冊。

感じて。息づかいを。 (光文社文庫)

憶えば、出たときから気にはしていたし、
いつか買うだろうと決めつけていたので、
詳しく見ることなどもしなかったし、
この一年でまた新たな読書欲も湧いてきたからだろうか、
この日初めてその所収作家をはっきり目にして驚いた。
気になっていた作家や好きな作家ばかりじゃないか...
こりゃあ買いだなぁ！
それでも結局は買わなかったその時の気分が今では不思議でしょうがない。