2005-09-13 ■ 読 読 いま、読んでおります。 望楼館追想 (文春文庫)作者: エドワードケアリー,Edward Carey,古屋美登里出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/11メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (26件) を見る 「ぼくらはだれかが館の最後のひとりになる瞬間を、 そしてだれもいなくなる時を、辛抱強く待っていた。 孤独を楽しめるのは、他人に囲まれているときだけなのだ。」 「体中が涙を流している。体中がすすり泣いている。 彼にはそれがわかっていた。彼が知りたかったのは、 そうなったのはなぜなのか、ということだった。」