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しがない書店員が手に取った気になる本たち!!!!!!!!
ANOTHER NEUTRAL (1) アナザーニュートラル イスラム世界を旅する人へ
- 作者: ニュートラル編集部
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: 単行本
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新たなるイスラムの姿が見えてくる。"
まず、Introductionの文章でハッとさせられた。
そうなのだ...。「イスラム=中東=危険」
クローズアップされ続け、いつのまにか焼きつけられたイメエジ。
これはもちろん、すべてではない。しかしどうだろう?
改めて省みるなどしなければ、こんなイメエジのままに、
見過ごしてゆくのではないだろうか。
ヴィジュアル〜と銘打つだけあって、美しい写真に惹かれる!
コラムを挟みながら、イスラム諸国の簡単な紹介が続く。
全体的に、入門編といった趣き...で、僕には充分だが、
ガイドブックとしては、ちょっと物足りないような気もする。
店の女子バイト(社長令嬢なのです)が、二ヶ月あまりに渡って
オマーンへ旅行中でありますが、この本を観るまでは、
なに?サッカー観に行くの?くらいにしかこちら反応できなかったのに、
このガイドを観た日にゃあ... あんな美しい街並を観ているのかもなぁと、
羨ましくもあります。
- 作者: 水谷修
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2005/08/24
- メディア: 単行本
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"この本は私が残しておきたい、伝えておきたいことのすべてです。"
「こどもたちへ」向けられた本でもあるけど、
巻末に用意された「さいごに」「おとなたちへ」と、
これだけでも、充分読むに値するのではないだろうか...。
胸が締めつけられるのと同時に、
すこしだけ覚悟にも似た力をもらった気になる。
そして、最後には"お願いします。"と締めくくる。
どうして、こんなに真摯に生きることができるんだろうか...。
以前、偶然つけたテレビから、水谷修氏の講演を目にする機会に恵まれ、
その端正な顔立ちと、まっすぐな眼差しと、低いよく響く声と、
そしてなによりもその訴えかける言葉の力強さに、引き込まれた。
本人は嬉しくもないだろうけど、
カリスマとはこういう人のことを指して言うのだろうと想った。
この人は必死なのだ。
何度も悔いてきた事を、もう繰り返したくないから。
「そんなことわかってるよ」「考え方は素晴らしいねぇ」などと、
人によっては、処理されるのかもしれないけど、
実際に、外に出て行動している人間の書く事は違う。
これは、一種の実用書でもある。
「死にたい」なんて考えたことはないけど、
それなりに苦しんで、悩んで、今でもやっぱり色々ある...
それでも生きて、幸せになりたいと願う、
そんな28歳のこどもには、納得、共感できつつ、姿勢を正され、
ちょっとした生きる力になる、そんな本です。
- 作者: 美輪明宏
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: 単行本
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"美しいモノに囲まれていれば、人は自然に美しくなります。"
"人はいくつになっても成長します。夢はいつでもかなうのです。"
美輪先生が語り、選んだ、「おしゃれ」についての決定版。
中原淳一、寺山修司、ピアフ、といった馴染み深い名前から、
新庄!、宮沢りえまで...。
特に、「今、愛でるべき男たち」のセレクトは意外でした...。
ジャケまで完成されている?美輪明宏セレクションコンピ盤、
『For Your Love Story』には、やはり頑固なまでのこだわりが反映されています。
"ロマンティックな時間を必ずお約束します。"
「人間は、本当は泣きたいのです。」に大きく共感...。
- 出版社/メーカー: プチグラパブリッシング
- 発売日: 2005/08
- メディア: 単行本
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"とっておきの待ち合わせ場所"100選。
序文に、堀江敏幸。さすがプチグラ!装幀が素敵だ...。
無精髭の生えた乙女心をも、しっかり抱き寄せる。
あの有名なホテルのロビーや喫茶店、
上野ジャイアントパンダから東京体育館のポプラの木まで。
銀座では、いきなり教文館が載っていてニンマリ。
好きな喫茶店や、行ってみたいところもたくさん。
贅沢言えば、オールカラーだといいのになぁ。
しかし、"待ち合わせ場所"で、本を創っちゃうなんて、
素敵な発想だと想いませんか。
東京にお越しの際には、この本読んで、あの場所で。
そういやぁ、昔... 「まちぼうけ」って曲、好きだったっけなぁ。
クロムハーツ・マガジン (Vol,6) (ワールド・ムック 559)
- 出版社/メーカー: ワールドフォトプレス
- 発売日: 2005/08
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表紙は、カール・ラガーフェルド*1
まぁ個人的には、あまり馴染みないんですけど。表紙の迫力、凄まじいです。
リチャード・スターク(現クロムハーツデザイナー兼オーナー)との対談あり。
日本向けだからか、リチャード氏が武蔵丸の断髪式に出席してたり、
ヒムロックのライヴで楽屋訪問してたり...といった写真もあり。
アクセサリーなら、シルバーよりもレザー派の人間ですが、
カタログ観てると、やっぱり圧倒されますね...。へヴィー!ゴージャス!
気になったのは、付録CD!二十組くらいのアーティスト収録でしたが、
知ってる名前は、メルトバナナとモトリークルーだけ...。
これだけでも凄い組み合わせ。どんな音楽が入ってるのか気になる。
それよりも衝撃だったのが、どんな経緯かわかりませんが載っていた、
Daryl Trivieriという人の"Pen&Ink"という作品群。
検索してみたが、はっきりとした情報がないので、残念。
異形の生物の群れ。観すぎると、夢に出てきそう...。
http://www.chromehearts.com/
- 作者: 四方田犬彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08/24
- メディア: 単行本
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面白そうだけど、難しそう...。背伸びして届くかどうか...。
*1:"モードの世紀"より http://www.mode21.com/brand/karllagerfeld.html