しがない書店員が手にした気になる本たち。 ヽ( ̄ー ̄ )ノ 

 

今年も、やってきました...世界一の占い本。
先生のご尊顔パネルの付いた平積み台と共に...。
占いなんて、朝のニュースで流れるのを見て、
突っ込むくらいしか縁がないのだけれど、
この本(僕は金星人らしいがあなたは?)を読んでみると...
やっぱり、ふうん?程度で終ってしまうんですね。
それでも、すがる想いで買っていかれる方もいるようです。
 
これが俺の芸風だ!!―上島竜兵伝記&写真集

これが俺の芸風だ!!―上島竜兵伝記&写真集

"才能なき天才"とは、よく言ったものだなと...(笑)
帯には、お馴染みの必殺ネタに、志村けん松本人志の推薦コメント。
竜ちゃんが画面に映ると、心の隅の隅で"待ってました"と躍る。
こんな本になってみて、わかることもあるんだなぁ。
変わらないことの素晴らしさを教えてくれる。
もうひとりの上島竜兵="大陽さま"の名言をたっぷり収録。
ヨゴレの語源は、やはりこの人達だったらしい...(涙)
なにげに、売れてます。
 
モザイクの馬

モザイクの馬

1975年に出たものが、一部改稿して再刊。
一枚の絵と一つの話が、17篇。
なんだかクラフト・エヴィング商會に通ずる読後感。
でも、これは、
ちょっと不思議でおかしい、
心温まる、馬たちのお話。
個人的には「王様の馬たち」という話が好かったです。
 
地球はまるい

地球はまるい

"Rose is a rose is a rose is a rose..."で有名な...
"伝説の作家、ガートルード・スタインが残した、唯一の絵本。"って、
僕にとっては、Pierre BarouhかAstrud Gilbertoかってくらいで...。
「Lost Generation」(失われた世代)の命名者。
この本が出版されたのは、1938年で、翻訳版はこれで二冊目のようです。
"ローズ"という女の子に捧げられた、素敵な本。
難しいこと書くのは、よそう。
 p-vine cd & book shop
うお〜これで関連本何冊目だろう?
しかも、ブルース・インターアクションズから!
想像を膨らませるのが楽しいスケッチが、特色出てますね。
写真も控えめだけど、好いなぁ。あざらし館なんて最高。
8月にカピバラ館が出来る予定らしい...!ますます行きたい。
一泊小旅行希望...。
 
断片からの世界―美術稿集成

断片からの世界―美術稿集成

"要するに断片でしか語ることの出来ない世界があるのだ。"
評論...って名が付くだけで、受けつけられないのが常なのですが、
表紙に並んだ奇特な単語にいちいちそそられる貴方も僕も
ちょっと覗くくらいなら...
お堅い蘊蓄ばかりかと想いきや、
この方の文章は、なんだか読みやすい。
読まず嫌いはいけませんねぇ。
 

しがない書店員が手に取った気になる本たち。(略式)

今日の買い物。 ダメな人のための名言集 (幻冬舎文庫) 新しい人妻
モナ・リザからの手紙 ねっすてきでしょ